
21日、米国の首都ワシントンで、婚約関係にあったイスラエル大使館職員2人が、シカゴ出身でヒスパニック系と推定されるエリアス・ロドリゲス容疑者(30)の銃撃により死亡した。ロドリゲス容疑者は、現場で逮捕される際、「パレスチナを解放せよ」と叫んだ。
米国とイスラエルは共に、今回の事件を「反ユダヤ主義テロ」と規定した。特に、トランプ米大統領はトゥルース・ソーシャルに、「明らかに反ユダヤ主義に基づく、恐ろしい殺人事件は、今すぐ止めねばならない。憎悪と過激主義は米国に居場所はない」と強調した。
CNNなどによると、今回の事件は同日午後9時頃、ワシントンの中心部にあるユダヤ博物館付近で発生した。当時、博物館では米国ユダヤ人委員会(AJC)が主催した若いユダヤ系専門職の交流イベントが開催されていた。ロドリゲス容疑者は、イベントに参加した後、帰宅する4人に近づき、そのうち2人に発砲した。
現地の捜査当局は、今回の事件はロドリゲス容疑者の単独犯行と見ている。ロドリゲス容疑者は犯行前から博物館周辺をうろついていたことがわかっている。米連邦捜査局(FBI)も今回の事件が「標的型暴力(targeted violence)」とみられると明らかにした。
イスラエルのダニー・ダノン国連大使は、「米国が反ユダヤ主義犯罪に責任のある者に対し、強力な措置を講じることを確信している」と述べた。イェヒエル・ライター駐米大使も、「若い男性の方は今週、指輪を購入していた。来週エルサレムで彼女にプロポーズするつもりで。二人は素敵なカップルだった」と死を悼んだ。
米紙ニューヨーク・タイムズは、2023年10月にイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスの戦争が勃発した後、ワシントンのイスラエル大使館は親パレスチナのデモ隊の主要な標的になったと報じた。特に、イスラエルが最近、地上戦を含むガザ地区で大規模な軍事作戦を再開したことで、米国内の親パレスチナ勢力が強く反発している。
キム・ユンジン記者 kyj@donga.com






