
米ニューヨークのマンハッタンとブルックリンを結ぶ、「ニューヨークの名物」の一つとされるブルックリン橋にメキシコ海軍の帆船が衝突し、2人が死亡、19人が負傷した。
17日、ニューヨーク市当局と米CNNなどによると、同日午後8時半頃、メキシコ海軍士官学校4年生を中心に277人が乗船していたメキシコ海軍の「ARM クアウテモック号」が橋に衝突し、マストが2本折れた。米紙ニューヨーク・タイムズは、米国立海洋大気庁を引用し、ブルックリン橋は約38メートルの高さの船は問題なく通過できるが、クアウテモック号のマストは約54メートルだったと伝えた。
ブルックリン橋は事故直後、双方向の移動がすべて規制された。しかし、大きな損傷を受けていないことが判明し、同日夜遅くに再び開通した。しかし、クアウテモック号で2人が死亡、19人が負傷した。米ニューヨーク市のアダムス市長は、負傷者19人のうち2人が重体だと明らかにした。また、ニューヨーク市警察関係者は、「負傷者はすべて船内で発生した」と伝えた。ソーシャルメディアに共有された事故現場の映像には、衝突後、一部の船員がクアウテモック号のマストにぶら下がっている様子が映されていた。
1981年に建造されたクアウテモック号は、毎年友好国を回って訓練を行っている。昨年は9月に韓国を訪れ、仁川(インチョン)港にも停泊した。白いマストと華やかな電飾、巨大な国旗で飾られ、停泊する場所ごとに注目を集めた。今年は先月6日にメキシコを出港し、計254日間、米国など15ヵ国22の港を訪れる予定だった。
船が航路を逸脱した原因は不明だと、AP通信は伝えた。クアウテモック号は同日、ブルックリン橋北端の17番埠頭に停泊し、アイスランドに向けて出港する予定だった。しかし、船長は船が意図とは反対方向に動いたとし、「機械的な欠陥があった」と主張した。米国家運輸安全委員会(NTSB)は、事故原因を全面的に調査する予定だ。
ブルックリン橋は1883年に開通した当時、全長486メートルで世界最大の吊り橋として記録された。現在も1日平均10万台以上の車両と3万2千人の歩行者が通行している。
洪禎秀 hong@donga.com






