
サンフランシスコ・ジャイアンツの「風の孫」李政厚(イ・ジョンフ、27)が今季初めて本拠のオラクル・パークで本塁打を放った。
李政厚は14日、米カリフォルニア州サンフランシスコのオラクル・パークで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、7-4とリードした8回裏の2死1、2塁の場面で、右超えの3ラン本塁打を放った。
Dバックスの左腕リリーフ、ジョセフ・マンティプライの内角低めのカーブは絶妙なコースだったが、李政厚はまるで甘い球を捉えるかのようにラインドライブの打球へとつなげた。今季5本目の本塁打で、7日のシカゴ・カブス戦以来7日ぶりとなる一発だった。
オラクル・パークは右フェンスが高く、左打ち打者が本塁打を打ちにくい球場とされている。李政厚はこれまでの4本すべてをアウェーで記録していた。オラクル・パークでフェンス越えに運んだのは、昨年4月21日のDバックス戦以来388日ぶりだ。
ジャイアンツは同日、李政厚の本塁打を含む5打数2安打3打点1得点の活躍に支えられ、10-6で勝利し最近の4連敗に終止符を打った。李政厚の打率は.285から.288(163打数47安打)に上昇した。
チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com