Go to contents

メラニア氏のホワイトハウス滞在は大統領就任108日のうち14日だけ 米紙報道

メラニア氏のホワイトハウス滞在は大統領就任108日のうち14日だけ 米紙報道

Posted May. 09, 2025 08:53,   

Updated May. 09, 2025 08:53


「メラニア氏の行方はホワイトハウスで非常に敏感な話題だ」

トランプ米大統領の妻であるメラニア氏が、政権1期目だけでなく、2期目も公けの場にあまり姿を現していない。トランプ氏が7日で就任108日を迎えたが、その間、メラニア氏がワシントンのホワイトハウスに滞在したのは14日もないと、米紙ニューヨーク・タイムズが7日付で報じた。匿名の情報筋は同紙に、「メラニア氏がホワイトハウスにいた日が14日という主張も『寛大な推定』だ」とし、実際にはこれより少ないと暴露した。

メラニア氏が最近、国内外の公式行事に登場したのは、先月26日にバチカンで開かれたフランシスコ教皇の葬儀、復活祭に合わせて同月21日にホワイトハウスで開催された「イースター・エッグ・ロール」程度だ。メラニア氏は13~16日に予定されているトランプ氏の中東歴訪にも同行しない。同紙によると、メラニア氏は、ホワイトハウスを避け、ニューヨーク・マンハッタンのトランプタワー、フロリダ州パームビーチの「マール・ア・ラーゴ」など、トランプ氏の私邸に主に滞在している。このため、伝統的に大統領夫人が担ってきた役割の多くをトランプ氏が直接行っている。トランプ氏はホワイトハウスの照明を直接選び、バラ園の整備も主導した。

ただし、このように「隠遁」を繰り返すメラニア氏も、トランプ氏の名声を利用して収益を上げることは厭わない。メラニア氏は今年1月、トランプ氏の就任式前日、自身の名前を冠した仮想通貨「MELANIA(メラニア)」を発売した。また、ソーシャルメディアで積極的に広報に乗り出した。1ヵ月後、大統領夫人として自身がどのような生活を送っているかを披露するドキュメンタリーを制作するために、アマゾンと4千万ドル(約560億円)の契約を結んだ。


キム・ユンジン記者 kyj@donga.com