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4月中旬に雪が降り強風、変わりやすい春の陽気

4月中旬に雪が降り強風、変わりやすい春の陽気

Posted April. 15, 2025 09:26,   

Updated April. 15, 2025 09:26

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先週末から全国に雪と雨が降り、気温は平年より3~8度下がり、コートとダウンジャケットを再び取り出して着る人が多くなった。14日、済州道(チェジュド)の山間部には大雪注意報、釜山(プサン)と蔚山(ウルサン)には強風注意報が出されるなど、変わりやすい春の天気を示した。

気象庁によると、この日未明、全国各地で再び雨が降り始め、10~20ミリの降水量を記録した。地域別では、ソウルが11ミリ、全羅北道任実(チョルラブクド・イムシル)が11ミリ、京畿道漣川(キョンギド・ヨンチョン)が13.5ミリ、済州が20ミリなどだった。山地を中心に雪も降った。積雪量は、江原道華川(カンウォンド・ファチョン)の広徳山(クァンドクサン)が6.8センチ、全羅北道茂朱(ムジュ)の雪川峰(ソルチョンボン)が5.9センチ、江原道高城(コソン)の香炉峰(ヒャンノボン)では2.5センチなどだった。江原と済州の山地を中心に大雪特報も発効され、西部と南部の海岸を中心に強風特報が続いたが、午後に解除された。

3日ぶりに気温が5度以上下がり、再び冬のコートを着始めた。会社員のチョさん(47)は、「春に厚いダウンジャケットを着たくなくて、秋ものの上着を着たが、ガタガタ震えた」とし、「仕方がなく、ダウンジャケットを取り出して着ており、高校生の娘も厚い服を持って登校した」と話した。

一部の地域で降った雨は、15日未明まで続く。全羅道と慶尚道(キョンサンド)では、場所によって雨が5~20ミリ降り、江原道、忠清道(チュンチョンド)、済州道では5~10ミリが予報された。江原道の山間部には15日、雪が3~8センチ積もる。全羅道と慶尚道、済州道では雪が1~5センチ降ると予想される。雪や雨が降る地域は可視距離が短くなり、凍った道と道路の薄氷が現れる可能性がある。車両を運転する際は、安全距離を十分に確保して減速するなど、安全に注意しなければならない。

気象庁は、15日朝の最低気温を氷点下1度~7度と予報しており、氷点下に下がる地域もあるとみられる。江原道鉄原(チョルウォン)は氷点下1度まで下がるものと見られ、ソウルと大田(テジョン)が4度、光州(クァンジュ)市と大邱(テグ)市が5度、釜山(プサン)市が7度と全国ほとんどの地域が平年よりは肌寒くなることが予想される。中の最高気温は13~17度と予想される。

変わりやすい天気をもたらした北側の冷たい低気圧が下がり、16日からは済州道の南側海上から東側に移動する高気圧の影響圏に入るものと見られる。同日から全国が徐々に平年気温を回復するものと見られる。朝の最低気温は2~9度、日中の最高気温は17~23度と予想される。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com