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白いキャディ服を着てお父さんとショット、マスターズは祭りの場 [安宰亨のマスターズ観戦記]

白いキャディ服を着てお父さんとショット、マスターズは祭りの場 [安宰亨のマスターズ観戦記]

Posted April. 11, 2025 08:12,   

Updated April. 11, 2025 08:12


「決戦の日」が1日後に迫ったが、9日(現地時間)オーガスタナショナルゴルフクラブには笑い声が絶えなかった。米男子ツアー(PGA)の今季メジャー初戦、マスターズ・トーナメントの恒例イベントである「パー3コンテスト」がお祭り雰囲気の中で開かれたためだ。1960年から毎年大会開幕前日に開かれる「パー3コンテスト」は、マスターズの象徴のようなイベントだ。

パー3コンテストは、ゴルフ場内に別途設けられたパー39ホールを回る。出場選手の家族や恋人、知人などがキャディとして参戦し、たまには直接ショットを打ってもらうこともある。

参加の義務があるわけではない。それでも選手たちは思い出が作れるイベントを心待ちにしている。100ヤード前後のホールは高くない難度で工夫されている。パー3コンテストのためのコース設計計画が初めて出た時、ゴルフクラブ会員の一部は「子供用コース」だとして笑ったという。

このイベントの主人公は子供たちだ。選手の息子や娘たちは可愛らしい白いキャディ服を着て、父親のように素敵なショットを駆使しようと頑張る。2015年マスターズ優勝者のジョーダン・スピース(32・米国)の息子サミー君(4)はこの日、2番でドライバーを握り、コース中央に30ヤードを飛ばした。2023年大会チャンピオンのジョン・ラーム(31・スペイン)の息子ケパ君(4)はゴルフボールを足で蹴って笑いを誘った。この姿を見たラームは、「未来のサッカースターである息子よ、どうせならホールの方に蹴るのはどうか」と話した。

息子の(安)秉勲(ビョンフン、34)も妻や2人の子供と一緒にパー3コンテストを楽しんだ。最近、ゴルフを習い始めた孫のソンウ君(5)は、父親が見守る中で懸命にパターを打った。

大きな大会を控えてコンディション調整に集中しなければならない選手たちが、試合前日にこのようなイベントを楽しむのはマスターズならではの特徴だ。娘のポピー(5)とともにパー3コンテストに参加したローリー・マキロイ(36・北アイルランド)もしきりに「パパの微笑」を浮かべた。マスターズさえ制覇すればキャリアグランドスラムを達成するマキロイは、「楽しい午後を過ごしたので、これからはゆっくり休みながらマスターズの第1ラウンドを準備する」と話した。

夜が明ければ95人の選手は前日の思い出を忘れて、熾烈なショット対決に突入した。幸いなのは、マキロイも秉勲もパー3コンテストで優勝しなかったことだ。歴代パー3コンテスト優勝者が同年マスターズで優勝して「グリーンジャケット」の主人公になったケースはまだ一度もない。


鄭允喆 trigger@donga.com