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ハンファが無人機開発で米GAと協力、「2040年に50兆ウォン台のグローバル市場を攻略」

ハンファが無人機開発で米GAと協力、「2040年に50兆ウォン台のグローバル市場を攻略」

Posted April. 03, 2025 08:38,   

Updated April. 03, 2025 08:38


ハンファエアロスペースが、未来戦場の「ゲームチェンジャー」に挙げられる無人機体系事業に本格的に進出する。2040年に50兆ウォンに達すると推定されるグローバル無人機市場に進出し、未来の成長エンジンを確保するという構想だ。

ハンファエアロスペースは2日、グローバル無人機専門企業「ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ (GA-ASI)」と短距離離着陸無人機「グレイイーグル-STOL(GE-STOL)」の共同開発に乗り出すと明らかにした。GA-ASIは、MQ-1プレデターやMQ-9リッパーなどの高性能無人機の開発・運用経験を基に、北大西洋条約機構(NATO)や英国、日本、オーストラリアなどの主要友好国に無人機を供給している。

両社は、今回の協力を機に無人機の企画・設計・開発から体系総合・生産・運用・販売まで全周期にわたるパートナーシップを構築することにした。GE-STOLは、離着陸距離が最大数百メートルに過ぎず、短距離滑走路や飛行甲板を備えた大型艦艇や野地など限られた環境でも運用が可能だ。搭載可能重量は1.6トンで、装備によって偵察や攻撃など様々な任務を遂行できる。両社は、2027年の初飛行を目指している。これに先立って、海軍は昨年11月、大型輸送艦の「独島(トクド)艦」で無人機を離陸させる戦闘実験に成功している。


ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com