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個人情報委がディープシークのダウンロードを中断、「個人情報が中国企業に渡った」と警戒

個人情報委がディープシークのダウンロードを中断、「個人情報が中国企業に渡った」と警戒

Posted February. 18, 2025 08:59,   

Updated February. 18, 2025 08:59


中国の生成型人工知能(AI)「ディープシーク-R1」のアプリケーション(アプリ)の韓国国内でのダウンロードが、暫定的に中断された。政府は17日、ディープシークのユーザー情報が中国の動画プラットフォーム「ティックトック」の親会社であるバイトダンスに渡ったことを確認したと明らかにした。

同日、個人情報委員会は、韓国でグーグルプレイやAPPストアなど、アプリマーケットを通じたディープシークアプリのダウンロードが、15日午後6時から中断されたと明らかにした。個人情報流出の懸念が高まると、政府がディープシーク側に中断および補完措置を勧告し、ディープシーク側がこれを受け入れたのだ。海外の多くの国々と機関がディープシークの使用を規制している中、ディープシーク側で、独自に使用制限措置を取ったのは初めての事例だ。個人情報委員会は、「ディープシーク側に対し、追加の懸念が広がらないよう、まず暫定中断後改善・補完するよう勧告し、ディープシーク社がこれを受け入れた」と説明した。個人情報委は先月31日、ディープシークの中国本社に対し、個人情報の収集と処理方法がどのように行われるのかを尋ねる質疑書を送り、同時に独自分析に着手した。

個人情報委員会は、ディープシークアプリの分析の結果、中国バイトダンスなど他の業者にユーザー情報が渡ったことを把握したと明らかにした。具体的にどのような情報が渡ったのかは確認されていない。現行法上、第3者にユーザー情報を送るためには、その過程を公開しなければならないが、ディープシーク側はこれを守らなかったというのが個人情報委の説明だ。このために、渡された情報の中にユーザーの名前と年齢など個人識別が可能な情報があるのか、情報の第3者提供または国外移転の過程で法を守ったのかなどについて、確認が必要な状況だ。個人情報委は、個人情報の過剰収集などのリスク要素も発見した。新規ダウンロードは中断されたが、既にアプリをダウンロードしたか、インターネットでアクセスするユーザーは、引き続きディープシークを使うことができる。個人情報委員会は、「使用時に、個人情報の入力などに注意してほしい」と要請した。

ディープシックは、先月20日に公開されて以来、世界中で波紋を呼んでいる。米国サイバーセキュリティ会社「ペルトセキュリティ」は、ディープシークを解読した結果、個人情報を中国国営通信会社「チャイナモバイル」に伝送するコードが隠されているという疑惑を提起した。イタリアなど一部の国々は、自国内でのディープシークの使用制限に乗り出し、米国防総省も一部のネットワークでディープシークへのアクセスを遮断した。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com