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サンフランシスコアジア美術館、在米韓国系イ・ソヨンさんを館長に任命

サンフランシスコアジア美術館、在米韓国系イ・ソヨンさんを館長に任命

Posted January. 17, 2025 08:36,   

Updated January. 17, 2025 08:36

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米国で韓国系キュレーターが初めて主要美術館の館長に選任された。

サンフランシスコアジア美術館は14日(現地時間)、「イ・ソヨン博士(写真)を次期館長兼最高経営責任者(CEO)に任命する」と明らかにした。サンフランシスコアジア美術館財団とアジアアート委員会理事会のサーレ・ユ議長は、「イ博士はアジアやアジア系米国美術に対する深い理解をもとに多様な観客と疎通し創意的で開かれた態度を見せた」と説明した。イ氏は米メトロポリタン美術館の初の韓国系美術キュレーターとして15年間勤め、「ダイヤモンド山:韓国美術の旅とノスタルジア」(2018年)、「新羅:韓国の黄金王国」(2013年)、「リウム三星(サムスン)美術館の韓国粉青沙器」(2011年)などの展示を企画した。2018年からハーバード大学美術館の首席キュレーターとして、所蔵品の拡大や展示企画、教育プログラムなどをリードした。

4月から館長の任期を始めるイ氏は「アジア太平洋地域と深い関係を持っており、米国内のアジア系コミュニティの本拠地であるサンフランシスコで働くことができて大きな光栄」とし、「アジアおよびアジアディアスポラの芸術と未来のための道を開拓することになり想像するだけでも興奮する」と感想を語った。


金民 kimmin@donga.com