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「第2の戒厳」疑惑…首都防衛司令部「人員把握の指示を受けた」vs陸軍参謀総長「指示していない」

「第2の戒厳」疑惑…首都防衛司令部「人員把握の指示を受けた」vs陸軍参謀総長「指示していない」

Posted January. 15, 2025 08:39,   

Updated January. 15, 2025 08:39

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「12・3非常戒厳」に関連した軍関係者らが14日、国会内乱疑惑の真相究明国政調査特別委員会(国調特委)の機関報告に初めて出席し、第2の非常戒厳の準備疑惑と関連して相反する証言をした。

拘束収監中で、戒厳司令官を務めた朴安洙(パク・アンス)陸軍参謀総長は、「第2、第3の非常戒厳の可能性」を問われ、「そのような内容は全くない」と否定した。朴氏は「昨年12月4日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が主宰した合同参謀本部決心支援室会議で、第2の非常戒厳の話が出たか」という最大野党「共に民主党」の金炳周(キム・ビョンジュ)議員の質問に、「そのような内容は全くなかった」と答えた。「なぜ首都防衛司令部を通じて追加出動人員を把握するよう(12月4日)午前2時に指示したのか」という質問にも、「そのような指示をしたことはない」と答えた。

一方、首都防衛司令部作戦課長を務めたA中領はこの席で、「12月4日午前2時頃、戒厳司令官から追加増員要員を把握するよう指示を受けたか」という金氏の質問に、「出動可能人員を把握するよう指示を受けた」と答えた。朴氏の証言とは相反する主張をしたのだ。

「共に民主党」所属の安圭伯(アン・ギュベク)国調特委委員長は、「先月10日の国防委員会後、司令官の発言は(他の人と)かなり相反する内容が多かった」とし、「将軍らしく国民に謝罪し、二度と歴史にこのようなことがないという姿勢で臨んでほしい」と述べた。

また、拘束収監中のクァク・ジョングン特殊戦司令官は、「戒厳が解除されてからも、金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官が中央選挙管理委員会に軍隊を再び投入できるかどうか尋ねたか」という「共に民主党」の白恵蓮(ペク・ヘリョン)議員の質問に、「『第2の戒厳』、『第3の戒厳』などのそのような用語までは正直覚えていないが、追加投入に関することについて『いけない』と話した記憶はある」と述べた。


イ・スンウ記者 suwoong2@donga.com