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キム・シウが238ヤードのホールインワン、全英オープンに歴史を刻んだ

キム・シウが238ヤードのホールインワン、全英オープンに歴史を刻んだ

Posted July. 22, 2024 08:56,   

Updated July. 22, 2024 08:56


キム・シウ(29)が米男子ツアー(PGA)のメジャー戦である全英オープンで最長距離ホールインワン記録を塗り替えた。

キム・シウは21日、スコットランドのロイヤル・トルーンGC(パー71)で行われた大会3日目の17番(パー3)で、238ヤード(約218メートル)のホールインワンを成功させた。キム・シウが3番アイアンでティーショットを放ったボールは、一直線に飛んでグリーン手前に落ちてはバウンドして、そのままホールに吸い込まれた。

キャディーとハイタッチをして喜んだキム・シウは、「ボールが描いたフリンジを越えるのを見てホールから6メートル内側に入ったと思ったが、人々が叫ぶのを聞いて初めてホールインワンになったことに気付いた」とし、「これまで(公式戦で)ホールインワンを6回ほどしたが、今日が一番記憶に残って驚いた」と話した。

これまではフランク・リックライター(55、米国)が2001年に記録した212ヤード(約194メートル)のホールインワンが全英オープン記録だった。リックライターは、イングランドのロイヤル・リザム&セント・アンズGCで行われた当時の大会2日目に5番(パー3)で、6番アイアンを使ってティーショットを放ち、一発でカップに沈めた。

ロイヤル・トルーンGCで全英オープンが開催されたのは1923年を皮切りに今回が10回目。これまでの9大会で、17番でホールインワンを記録した選手はいない。今試合の初日と二日目にも、スコアを伸ばした選手(12人)が最も少ないホールだった。キム・シウも初日には同ホールでダブルボギーを、二日目はボギーを叩いた。

米紙USAトゥデイは、「『ウサギ』というニックネームで呼ばれる17番は選手たちに間では最も厳しいホールとして知られる」とし、「ゴルフ場側が直接『難しいパー3ホール』と認めたコースでホールインワンを決めたのでなおさら印象的だ」と報じた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com