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首都圏、明日まで最大250ミリの「水爆弾」

首都圏、明日まで最大250ミリの「水爆弾」

Posted July. 17, 2024 09:05,   

Updated July. 17, 2024 09:05


梅雨が終盤に差し掛かっている中、17と18日にソウルなど首都圏に今回の梅雨期間中、最も多い最大250ミリの雨が降る見通しだ。気象庁は今年の梅雨が首都圏最大のヤマ場になると見ている。

16日、気象庁によると、前日夜から全羅南道(チョルラナムド)など南海岸に大雨が降り、多くの住宅や商店街が浸水した。全羅南道珍島郡(チンドグン)には1時間当たり103.5ミリの豪雨が降り、海南郡(ヘナムグン)には1時間当たり78.3ミリが降り、7月の1時間の降水量記録を更新した。

その後、一帯の停滞前線(梅雨前線)は徐々に弱まっているが、西側から発生した低気圧が北東に進み、17日と18日にかけて韓半島を通過するものとみられる。これを契機に梅雨前線が再び活性化するものと見られるが、ここに下層ジェット気流まで合流し、多くの水蒸気を供給しながら中部地方の各地に集中豪雨が予想される。

気象庁は17、18日、首都圏など中部地方を通過する梅雨前線が10日未明、全羅北道(チョルラブクド)に1時間に最大146ミリの豪雨を降らせた雨雲帯に似た形に圧縮される可能性が高いと見ている。南北に薄く東西に長く伸びた形だが、この場合、短い時間に非常に狭い地域に記録的豪雨を降らせる可能性が高い。

気象庁は17日未明~18日午前、京畿道(キョンギド)北部など首都圏と忠清道(チュンチョンド)北部に1時間に最大30~60ミリの強い雨が降ると予測した。京畿道北部には、1時間の降水量が70ミリを超える雨も予報されている。1時間30ミリ以上なら大雨と呼び、50ミリ以上なら極限豪雨に分類できる。18日までの予想降水量はソウルなど首都圏80~120ミリ(多い所は250ミリ以上)、江原道(カンウォンド)50~100ミリ(多い所150ミリ以上)、忠清道30~100ミリ(多い所120ミリ以上)などだ。


朴晟鎭 psjin@donga.com