Go to contents

韓国の技術とアフリカの資源で重要パートナーに、韓・アフリカ首脳会議「重要鉱物対話」発足へ

韓国の技術とアフリカの資源で重要パートナーに、韓・アフリカ首脳会議「重要鉱物対話」発足へ

Posted June. 05, 2024 08:28,   

Updated June. 05, 2024 08:28

한국어

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が4日、韓・アフリカ首脳会議を開き、重要鉱物の安定供給を保障する「韓・アフリカ重要鉱物対話」を立ち上げることにした。双方は韓国企業がアフリカに投資し、重要鉱物資源の開発に価値を加える機会を模索することにも合意した。グローバルサプライチェーンが危機に瀕している中、電気自動車(EV)、電池、新再生エネルギーの技術力を持つ韓国と鉱物資源が豊富なアフリカの協力を模索する首脳レベルのコンセンサスが形成されたのだ。

尹大統領はこの日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)に位置するKINTEX(キンテックス)で開かれた「韓・アフリカ首脳会議」で共同宣言文を採択し、「重要鉱物関連産業の発展を促進するための互恵的協力と知識共有を拡大していく必要性を強調する」と明らかにした。年齢中央値19歳と世界で最も若い大陸でコバルト・ニッケル・リチウムなどが豊富なアフリカは、韓国に消費市場や労働力、重要鉱物を提供し、韓国は成功経験と技術を伝えることで互いに重要なパートナーになれると期待されている。

会議を共同主宰したアフリカ連合(AU)議長のモハメド・ウルド・エルガズアニ大統領は「アフリカは人口が多く、鉱物や天然資源も豊富だ。多くの韓国投資家がアフリカにある多くの機会を模索することを期待する」と述べた。ジンバブエの大統領は韓国とのパートナーシップを強化する準備ができており、特にジンバブエが保有するリチウム、鉄鉱石、ニッケル、金など重要鉱物を活用すれば多くの付加価値を創出することができると述べた。

尹大統領はこの日、「2030年までに100億ドル(約13兆7750億ウォン)水準に政府開発援助(ODA)の規模を拡大していく」とし、「アフリカに対する韓国企業の貿易と投資を促進するため、約140億ドル(約19兆2780億ウォン)規模の輸出金融も提供する計画だ」と強調した。


全主榮 aimhigh@donga.com