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検察、「不正融資疑惑」梁文錫氏の自宅など家宅捜索

検察、「不正融資疑惑」梁文錫氏の自宅など家宅捜索

Posted May. 22, 2024 09:13,   

Updated May. 22, 2024 09:13

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検察が、セマウル金庫の不正融資疑惑を受けている最大野党「共に民主党」の梁文錫(ヤン・ムンソク)当選者(京畿道安山甲)に対して強制捜査に着手した。21日、検察などによると、水原(スウォン)地検安山(アンサン)支庁刑事4部(李東根部長検事)は14日、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(詐欺)などの容疑で、梁氏のソウル瑞草区(ソチョク)のアパートと安山市の住居、大邱寿城(テグ・スソン)のセマウル金庫などを家宅捜索した。検察は、梁氏の携帯電話と融資関連書類などを確保し、分析しているという。

これに先立ち、セマウル金庫中央会と金融監督院は、梁氏の不正融資疑惑と関連して調査した結果、違法行為を多数発見し、梁氏の娘と融資募集人、金庫の職員などを捜査機関に通報した。梁氏は2020年11月、瑞草区蚕院洞(チャムウォンドン)のアパートを31億2千万ウォンで購入したが、梁氏の娘が21年、大邱寿城のセマウル金庫から11億ウォンを個人事業者融資として受け取り、5億8100万ウォンを貸金業者に送金し、残りは母親である梁氏の妻に入金したことが分かった。梁氏の娘は、虚偽の書類を提出して融資を受けた疑い(私文書偽造)などで捜査を受けている。

このほか、梁氏はアパートの財産縮小申告と関連して、選挙管理委員会から虚偽事実公表の疑いで告発され、京畿(キョンギ)南部庁が捜査している。東亜(トンア)日報は、梁氏側の立場を聞くために何度も連絡を試みたが、回答を得られなかった。


水原=イ・ギョンジン記者 lkj@donga.com