前科者・従北・被疑者に「金バッジ」をつける比例政党
Posted March. 23, 2024 08:46,
Updated March. 23, 2024 08:46
前科者・従北・被疑者に「金バッジ」をつける比例政党.
March. 23, 2024 08:46.
by 金志炫 jhk85@donga.com.
4月10日の韓国総選挙に比例代表候補を出す政党が40に迫ることが分かった。第19代総選挙(21党)、第20代総選挙(38党)に続き、過去最多記録だ。これらがすべて登録する場合、有権者が選挙日に受け取る投票用紙の長さは54.1センチに達するとみられる。政界では、「巨大2党が選挙の有利不利だけを計算して、選挙間際に準連動型比例制を維持することにしたため」とし、「急造された『小細工』衛星政党と比例専門政党が乱立し、検証もされていない前科者や無資格者が院内入りすることになった」という批判が出ている。職能別専門家及び少数政治勢力を保護するための比例代表制の趣旨自体が色あせたと指摘されている。22日、中央選挙管理委員会によると、候補登録締め切り日の同日まで、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」のそれぞれの衛星政党「国民の未来」と「共に民主連合」をはじめ、「祖国革新党」、「緑の正義党」、「新しい未来」、「改革新党」などが一斉に比例候補を出した。これらの党がそれぞれ当選圏に配置した候補の中には、前科者や物議を醸した人物が含まれていた。「共に民主党」は、「共に民主連合」を進歩党など野党少数政党や市民社会団体と共に「準衛星政党」に包装しようとして、従北および反米論議がある人物の院内入りを保証したという批判を受けている。進歩党が推薦した3人の候補は、「共に民主連合」の5番、11番、15番を受けた。4年前の総選挙では、「共に民主党」の衛星政党「共に市民党」は17番まで当選した。「国民の力」も、「共に民主党」より早く衛星政党の創党を宣言したにもかかわらず、候補の検証が拙速だという批判を受けている。キム・ウィサン韓国労総大邱(テグ)地域本部議長は横領及び暴力の前科があるにもかかわらず、面接もなく当選圏である10番に配置された。「国民の力」の前身の未来統合党の衛星政党「未来韓国党」は、第21代総選挙で19議席を確保した。巨大2党の衛星政党が乱立し、両陣営の極端な性向の比例専門政党も登場した。祖国革新党の場合、当選圏内に比例2番を受けた曺国(チョ・グク)代表をはじめ、黄雲夏(ファン・ウンハ、8番)、車圭根(チャ・ギュグン、10番)氏ら裁判中の人だけ3人いる。自由統一党も、私生活論議及び違法政治資金疑惑の中、「国民の力」を離党した皇甫承希(ファンボ・スンヒ)議員と、「国民の力」予備選でカットオフ(公認排除)された石東炫(ソク・ドンヒョン)元民主平和統一諮問会事務処長を比例1、2番に出した。淑明(スクミョン)大学政治外交学科のユン・グァンイル教授は、「選挙をわずか数ヵ月後に控え、比例専門政党が急造され、候補を適切に検証する時間が相対的に短すぎた」とし、「党略的にのみアプローチして、党の価値や比例代表制の趣旨を生かせる人は排除された」と指摘した。
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4月10日の韓国総選挙に比例代表候補を出す政党が40に迫ることが分かった。第19代総選挙(21党)、第20代総選挙(38党)に続き、過去最多記録だ。これらがすべて登録する場合、有権者が選挙日に受け取る投票用紙の長さは54.1センチに達するとみられる。政界では、「巨大2党が選挙の有利不利だけを計算して、選挙間際に準連動型比例制を維持することにしたため」とし、「急造された『小細工』衛星政党と比例専門政党が乱立し、検証もされていない前科者や無資格者が院内入りすることになった」という批判が出ている。職能別専門家及び少数政治勢力を保護するための比例代表制の趣旨自体が色あせたと指摘されている。
22日、中央選挙管理委員会によると、候補登録締め切り日の同日まで、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」のそれぞれの衛星政党「国民の未来」と「共に民主連合」をはじめ、「祖国革新党」、「緑の正義党」、「新しい未来」、「改革新党」などが一斉に比例候補を出した。
これらの党がそれぞれ当選圏に配置した候補の中には、前科者や物議を醸した人物が含まれていた。「共に民主党」は、「共に民主連合」を進歩党など野党少数政党や市民社会団体と共に「準衛星政党」に包装しようとして、従北および反米論議がある人物の院内入りを保証したという批判を受けている。進歩党が推薦した3人の候補は、「共に民主連合」の5番、11番、15番を受けた。4年前の総選挙では、「共に民主党」の衛星政党「共に市民党」は17番まで当選した。
「国民の力」も、「共に民主党」より早く衛星政党の創党を宣言したにもかかわらず、候補の検証が拙速だという批判を受けている。キム・ウィサン韓国労総大邱(テグ)地域本部議長は横領及び暴力の前科があるにもかかわらず、面接もなく当選圏である10番に配置された。「国民の力」の前身の未来統合党の衛星政党「未来韓国党」は、第21代総選挙で19議席を確保した。
巨大2党の衛星政党が乱立し、両陣営の極端な性向の比例専門政党も登場した。祖国革新党の場合、当選圏内に比例2番を受けた曺国(チョ・グク)代表をはじめ、黄雲夏(ファン・ウンハ、8番)、車圭根(チャ・ギュグン、10番)氏ら裁判中の人だけ3人いる。自由統一党も、私生活論議及び違法政治資金疑惑の中、「国民の力」を離党した皇甫承希(ファンボ・スンヒ)議員と、「国民の力」予備選でカットオフ(公認排除)された石東炫(ソク・ドンヒョン)元民主平和統一諮問会事務処長を比例1、2番に出した。
淑明(スクミョン)大学政治外交学科のユン・グァンイル教授は、「選挙をわずか数ヵ月後に控え、比例専門政党が急造され、候補を適切に検証する時間が相対的に短すぎた」とし、「党略的にのみアプローチして、党の価値や比例代表制の趣旨を生かせる人は排除された」と指摘した。
金志炫 jhk85@donga.com
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