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ロシア「11年後、中国と月に原発建設を検討」

ロシア「11年後、中国と月に原発建設を検討」

Posted March. 07, 2024 08:44,   

Updated March. 07, 2024 08:44

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「2035年に月に原子力発電所が建設される?」

ロシアが5日(現地時間)、「中国と共に2035年までに月に原子力発電所を建設するプロジェクトを検討している」と発表した。先月、米国が民間企業初の月面着陸に成功したことで、ロシアや中国も将来の宇宙競争に一歩踏み出すようだ。

ロイター通信によると、ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)のボリソフ社長は同日、「私たちは中国と共同で2033年から35年までに月面に発電所を建設するプロジェクトを真剣に検討している」と明らかにした。そして、「太陽光パネルは月の定着に十分な電力を供給することはできないが、原子力は可能だ」とし、「これは非常に重大な挑戦であり、人間が介入せずに自動モードで進めなければならない」と述べた。

また、ロシアは原子力宇宙貨物船を建設する計画も明らかにした。ボリソフ氏は、「原子炉の冷却方法を見つけるのが鍵となる」とし、「その他のプロジェクトに関連するすべての技術的問題は解決された」と述べた。

先月、ロシアのプーチン大統領は、「ロシアが宇宙に核兵器を配備する計画」という米国の主張は偽りであり、欧米の条件でロシアを兵器交渉に引き込むための策略だと一蹴した。


趙은아 achim@donga.com