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リンゴなどの価格急騰で冷凍果物の輸入が過去最大に

リンゴなどの価格急騰で冷凍果物の輸入が過去最大に

Posted February. 19, 2024 08:44,   

Updated February. 19, 2024 08:44

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昨年の不作で果物の価格が高騰し、「冷凍果物」の輸入量が過去最大を記録した。

韓国農村経済研究院が18日に発表した「農業展望2024」によると、昨年の冷凍果物の輸入量は6万4千トンで、前年(6万トン)より6%増加した。同研究院は報告書で、「昨年、国内産の果物が供給量の減少で価格が大幅に上昇し、比較的安価な輸入冷凍果物の需要が増加した」と分析した。国内の果物価格は、猛暑や大雨など異常気象で急騰している。昨年のリンゴの価格は、品種「ふじ」の収穫期である11月時点で1年前より約70%高かった。

果物価格の安定のため、輸入果物に対して無税または低税率を適用する関税割当制度が導入され、冷凍果物の輸入量はさらに増えるものと予想される。これに先立ち、政府はバナナ15万トンやマンゴー1万4千トンなど輸入果物30万トンを無税または低税率(最大10%)で輸入することを決めた。


ソン・ジンホ記者 jino@donga.com