漢江沿いのコンクリートを撤去したらカワウソが戻ってきた
Posted January. 08, 2024 08:15,
Updated January. 08, 2024 08:15
漢江沿いのコンクリートを撤去したらカワウソが戻ってきた.
January. 08, 2024 08:15.
by イ・チェワン記者 chaewani@donga.com.
最近、漢江(ハンガン)に天然記念物のカワウソとワシミミズクが戻ってくるなど、生態系が回復していることが分かった。ソウル市は昨年始めた「グレート漢江プロジェクト」の一環として漢江に自然に優しい空間が大きく増えたとして、今年自然と共存する漢江作りを本格化する予定だと、7日明らかにした。同日、ソウル市によると、市が進めている漢江自然性回復事業は、川辺に自然型護岸(川辺を保護する工作物)と森を造成し、既存の漢江生態公園に手を加える一方で夕焼けスポットと自然型水遊び場を作ることを目指している。まず、市は野生生物の生息地を復元するため、コンクリートなどの人工素材で作られた護岸を土や砂利などの自然素材で作り替えた。昨年、全体対象地57.1キロのうち82%に達する46.9kmを自然型護岸に変え、今年はその数値を89%まで引き上げる予定だ。また、昨年漢江公園に木を計8万本植えた。今年はさらに7万本を植えて、計365万本の木が植栽された漢江の森を造成する予定だ。造成されてから平均18年が経って老朽化した岩寺生態公園、蘭芝生態湿地園など5つの漢江生態公園も公園別特性に合わせて再整備する。特に最近、漢江生態公園には絶滅危機野生動物のカワウソ、ヤマネコ、ワシミミズクなどが相次いで観察されている。市民が自然を直接体験できる空間もさらに拡大される見通しだ。今年、中浪(チュンラン)川などに順次夕焼けが見られる「ノルビッ広場」が作られる。築30年の蚕室(チャムシル)漢江公園のプールも四季折々楽しめる「自然型水遊び場」に変貌して今年上半期(1~6月)にオープンする。蘭芝(ナンジ)生態湿地園など5つの漢江生態公園ではソリ遊びと野生動物の痕跡探しなど多様な自然生態直接体験プログラムを引き続き運営している。朱容台(チュ・ヨンテ)ソウル市未来漢江本部長は「ソウル市はグレート漢江プロジェクトを通じて人が健康に共存する環境を作り、漢江の自然性を回復するために引き続き努力してきている」とし、「漢江に青い森を造成する事業などを持続的に推進し多様な生物が生息する漢江にする」と強調した。
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最近、漢江(ハンガン)に天然記念物のカワウソとワシミミズクが戻ってくるなど、生態系が回復していることが分かった。ソウル市は昨年始めた「グレート漢江プロジェクト」の一環として漢江に自然に優しい空間が大きく増えたとして、今年自然と共存する漢江作りを本格化する予定だと、7日明らかにした。
同日、ソウル市によると、市が進めている漢江自然性回復事業は、川辺に自然型護岸(川辺を保護する工作物)と森を造成し、既存の漢江生態公園に手を加える一方で夕焼けスポットと自然型水遊び場を作ることを目指している。
まず、市は野生生物の生息地を復元するため、コンクリートなどの人工素材で作られた護岸を土や砂利などの自然素材で作り替えた。昨年、全体対象地57.1キロのうち82%に達する46.9kmを自然型護岸に変え、今年はその数値を89%まで引き上げる予定だ。
また、昨年漢江公園に木を計8万本植えた。今年はさらに7万本を植えて、計365万本の木が植栽された漢江の森を造成する予定だ。造成されてから平均18年が経って老朽化した岩寺生態公園、蘭芝生態湿地園など5つの漢江生態公園も公園別特性に合わせて再整備する。特に最近、漢江生態公園には絶滅危機野生動物のカワウソ、ヤマネコ、ワシミミズクなどが相次いで観察されている。
市民が自然を直接体験できる空間もさらに拡大される見通しだ。今年、中浪(チュンラン)川などに順次夕焼けが見られる「ノルビッ広場」が作られる。築30年の蚕室(チャムシル)漢江公園のプールも四季折々楽しめる「自然型水遊び場」に変貌して今年上半期(1~6月)にオープンする。蘭芝(ナンジ)生態湿地園など5つの漢江生態公園ではソリ遊びと野生動物の痕跡探しなど多様な自然生態直接体験プログラムを引き続き運営している。
朱容台(チュ・ヨンテ)ソウル市未来漢江本部長は「ソウル市はグレート漢江プロジェクトを通じて人が健康に共存する環境を作り、漢江の自然性を回復するために引き続き努力してきている」とし、「漢江に青い森を造成する事業などを持続的に推進し多様な生物が生息する漢江にする」と強調した。
イ・チェワン記者 chaewani@donga.com
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