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優勝したLGと7位のロッテ、今年の選手年俸はほぼ同じ

優勝したLGと7位のロッテ、今年の選手年俸はほぼ同じ

Posted December. 21, 2023 09:37,   

Updated December. 21, 2023 09:37

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成績は下から4位だが、年俸は上から4位。今年も「高コスト低効率」から抜け出せなかったプロ野球ロッテの話だ。

韓国野球委員会(KBO)は20日、プロ野球10チームがチーム内年俸上位40人に支払った報酬(年俸、オプション、契約金)総額を集計して公開した。それによると、ロッテはこの40人に計106億4667万ウォンを投資した。68勝(76敗)を記録したので、1勝に約1億5657万ウォンを使ったことになる。10チーム平均(1億3890万ウォン)と比べると1700万ウォン以上多い金額だ。

今年のプロ野球統合チャンピオンのLGは年俸上位40人にロッテとほぼ同じ107億9750万ウォンを使った。レギュラーシーズンの成績は86勝56敗2分けだった。1勝当たりの費用を計算すると、1億2555万ウォンでロッテより3102万ウォン(19.8%)少なかった。今年、LGは1994年以後29年ぶりにプロ野球チャンピオンになったが、ロッテは6年連続でポストシーズン進出に失敗した。

一番低コストで高効率の野球を展開したのはLGではなくKTだ。レギュラーシーズン2位(79勝62敗3分け)のKTは40人の年俸で、10チームのうち3番目に少ない94億8300万ウォンを使った。1勝当たり1億2003万ウォンの割合だ。これより1勝当たりの費用が少ない球団は最下位(10位)のキウム(1億1124万ウォン)しかなかった。

KBOは元々、シーズン開幕前の球団別年俸を集計して発表する。シーズン終了後に同資料を公開したのは、今年からサラリーキャップ(年俸総額上限線)制度を実施したためだ。今年は年俸上位40人の年俸として114億2638万ウォン以上を使った球団が制裁金賦課対象だった。10球団すべてがサラリーキャップ規定を満たした。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com