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5年524億ウォン、カウンセル氏が大リーグ最高額でカブス監督に就任

5年524億ウォン、カウンセル氏が大リーグ最高額でカブス監督に就任

Posted November. 08, 2023 08:23,   

Updated November. 08, 2023 08:23

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元ミルウォーキー・ブルワーズ監督のクレイグ・カウンセル氏(53)が米大リーグ史上監督として最高額でシカゴ・カブス監督に就任する。

カブスは7日、デービッド・ロス監督(46)を解任し、カウンセル氏と5年総額4000万ドル(約524億ウォン)で契約したと発表した。カウンセル氏が率いたブルワーズは今年、ナショナルリーグ中地区優勝を果たし、カブスは同地区2位でポストシーズン進出に失敗した。

地区ライバルチームに移ったカウンセル氏が5年間受け取る年平均800万ドル(約105億ウォン)の報酬は、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースなどを采配したジョー・トーリ元監督(83)が2000年代半ばに受け取った750万ドル(約98億ウォン)を超える金額だ。両手を頭上に高く持ち上げるバッティングフォームで有名だったカウンセル氏が現役選手時代に受け取った最高年俸は2004年の316万ドル(約41億ウォン)だった。

2015年のシーズン途中、ブルワーズ監督に就任したカウンセル氏は、今年までの9年間で707勝(605敗)を記録した。大リーグの代表的な「スモールマーケットチームのブルワーズ球団史上最多勝を記録した監督だった。カウンセル氏は同期間、チームを5度ポストシーズンに導いた。1969年に創設されたブルワーズは、カウンセル氏が監督就任までの46年間、ポストシーズン進出は4回しかなかった。

今シーズンを最後にブルワーズとの契約が満了した後、カウンセル氏は複数のチームからラブコールを受けた。ニューヨーク・メッツ、クリーブランド・ガーディアンズなどとは面接まで終えた。ブルワーズも現役監督の最高額である年平均500万ドル(約65億ウォン)の報酬を提案して引き留めようとした。しかし、カウンセル氏は「ビッグマーケットチーム」であるカブスでの新たな挑戦を選択した。カウンセル氏は来週、カブスの本拠リグレー・フィールドで就任記者会見を行う予定だ。


李憲宰 uni@donga.com