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大卒以上の「パートタイム労働者」が過去最大の115万人

大卒以上の「パートタイム労働者」が過去最大の115万人

Posted October. 30, 2023 08:36,   

Updated October. 30, 2023 08:36

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大学や大学院を卒業してもアルバイトなどパートタイムで働く就業者数が過去最大であることが分かった。20代を中心に短時間就労者が大幅に増えた影響だ。

29日、統計庁がまとめた「経済活動人口調査勤労形態別付加調査」によると、今年8月までの大卒以上学歴の短時間就労者は1年前より7万9000人増えた115万6000人だった。関連の統計を取り始めた2003年以降、最も多い規模だ。

大卒以上のパートタイム労働者は2009年(30万3000人)に前年比6万人近く増えて以来、15年連続で増加傾向を示している。2009年と今年を比べると281.5%と激増したが、これは同期間大卒以上の全体非正規の増加率(83.7%)と比べて急激な上昇ペースだ。

大卒以上の多い20代でパートタイム労働者が増え、大卒以上の短時間就労者が大幅に増加したというのが統計庁の分析だ。実際、20代の短時間就労者は昨年より2万9000人増えた73万7000人で、過去最大だった。短時間就労者全体で20代が占める割合は19.0%で、5人に1人の割合だった。統計庁は20代の短時間就労者の増加について「自発的に選んだという意見が増え、特に課外・塾講師などの教育、トレーナーなど芸術・スポーツ分野、宿宿・飲食業などで増えた」と説明した。


世宗市=ソン・ヘミ記者 1am@donga.com