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三星スマホ、クアルコムチップの代わりに独自開発の「頭脳」搭載

三星スマホ、クアルコムチップの代わりに独自開発の「頭脳」搭載

Posted October. 07, 2023 08:44,   

Updated October. 07, 2023 08:44

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三星(サムスン)電子が、来年初めに「ギャラクシーS24」シリーズに搭載すると予想される次世代モバイルアプリケーションプロセッサー(AP)「エクシノス2400」を公開した。前作より人工知能(AI)の性能を15倍に高め、発熱問題も解決して、三星フラッグシップスマートフォンでクアルコムチップを次第に代替していく「新兵器」だ。

三星電子は5日(現地時間)、米カリフォルニア州シリコンバレーの米州総括で「三星システムLSIテックデー2023」を開き、独自に開発したエクシノス2400を初めて披露した。エクスノス2400は、米システム半導体メーカー「AMD」の最新のグラフィック処理装置(GPU)を搭載している。昨年初めに発売した前作「エクシノス2200」より、中央処理装置(CPU)性能は1.7倍、AI性能は14.7倍向上したと、三星は説明した。

情報技術(IT)業界では、来年上半期(1~6月)に発売予定のギャラクシーS24シリーズにこのAPが搭載されると見ている。三星電子は昨年、「ギャラクシーS22」シリーズにエクシノス2200を投入したが、発熱などの問題が生じ、このため今年のS23シリーズを含めたフラッグシップモデルには全てクアルコムスナップドラゴンを使用した。エクシノス2400の搭載が実現すれば、2年ぶりに独自のチップ使用に再挑戦することになる。

システムLSI事業部の朴庸仁(パク・ヨンイン)社長は、キーノートで、「性能が大幅に改善されたエクシノス2400を通じて、高仕様ゲームユーザーに最高の経験を提供するだろう」と自信を示した。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com