韓首相、政府代表として杭州アジア大会開会式に出席

韓悳洙（ハン・ドクス）首相が２３日に開かれる杭州アジア大会の開会式に出席する。政府ナンバー２の首相が海外で開かれるアジア大会の開会式に出席するのは２度目。主務省庁である文化体育観光部の張美蘭（チャン・ミラン）第２次官が韓首相に同行する。

韓首相の開会式式出席は、韓中関係改善への政府の意志を中国側に示す動きと受け止められている。韓首相も１９日、担当記者団との懇談会で「中国は隣国であり、互いに深い経済関係を持っているため、相互利益のためにうまく付き合わなければならない」とし、「首相が行って中国にそういうメッセージを伝えることができれば良いと思う」と明らかにした。これに先立って２０１８年には当時首相の李洛淵（イ・ナギョン）氏はインドネシアで開かれたアジア大会開会式に出席した経緯がある。この時は、国産の超音速戦闘機ＫＦ－２１「ボラメ」の共同開発に参加したインドネシアとの関係を考慮して出席したという見方があった。


コ・ドイェ記者 yea@donga.com