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現役引退撤回のストラスバーグ、理由は残り年俸の支払いだった

現役引退撤回のストラスバーグ、理由は残り年俸の支払いだった

Posted September. 09, 2023 08:41,   

Updated September. 09, 2023 08:41

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2008年、米大リーグにはチーム成績を故意に落とす「タンキング(tanking)」競争が繰り広げられた。リーグ最下位チームに与えられる新人 ドラフト1位指名権を獲得し、右腕投手スティーブン・ストラスバーグ(35)を獲得する狙いがあったからだ。タンキング競争の勝者は、1シーズン162試合中102敗を喫したワシントン・ナショナルズだった。

ストラスバーグは2010年にメジャーデビューを果たしたが、12試合目で肘のじん帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けるなど負傷を抱えてプレーしたが、健康な時は「エース」そのものだった。2019年にはナショナルズの球団創設以来初となるワールドシリーズ(WS)優勝トロフィーをもたらした。シリーズ最優秀選手(MVP)にも選ばれた。2019年WSが終わった後、ストラスバーグが自由契約選手(FA)資格を得ると、ナショナルズは投手としては最高額だった2億4500万ドル(約3264億ウォン)の7年契約を結んだ。

しかし、これは判断間違いだった。ストラスバーグはFA契約以来、計8試合の登板にとどまった。そして先月25日、結局現役引退を宣言した。この時までもナショナルズは、彼の背番号「37」を永久欠番させると発表し、和やかな雰囲気を維持した。それから13日が経つ間、雰囲気は冷え込んだ。ワシントンポストなど米国メディアは「ナショナルズが10日に予定されていた引退式を取り消すと発表した」と8日伝えた。

理由はやはりお金だった。ストラスバーグ側は、「残りの年俸1億500万ドル(約1401億ウォン)をすべて受け取る」と主張したのに対し、球団は「交渉をやり直さなければならない」と対立し、関係が悪化した。スポーツ専門メディアのアスレチックは「メジャー球団は、このような状況に備えて保険に加入している。しかし、ストラスバーグの華麗な負傷歴のため、ナショナルズは保険に加入することができなかった」と伝えた。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com