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朝ロ「光復節祝電」交換、金正恩氏「ロシアの歴史的壮挙に戦闘的敬意」

朝ロ「光復節祝電」交換、金正恩氏「ロシアの歴史的壮挙に戦闘的敬意」

Posted August. 16, 2023 08:24,   

Updated August. 16, 2023 08:24

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が15日、ロシアのプーチン大統領と祝電を交換した。核・ミサイル挑発で国際社会から孤立している北朝鮮と、ウクライナ侵攻で国際社会から非難を受けているロシアが、安全保障協力を中心に同盟水準で急速に接近している。

北朝鮮の官営メディアである労働新聞は同日、正恩氏とプーチン氏が交わした祝電の全文を公開した。正恩氏は祝電で、「赤軍(旧ソ連軍)の勇士たちが朝鮮人民革命軍の隊員と共に苛烈な朝鮮解放戦闘で流した血は朝鮮の山野に宿っている」と主張した。また、「朝ロ間の親善団結が新たな時代の要請に応え、百年大計の戦略的関係に昇華・発展するだろう」と強調した。また、「国の自主権と安全、平和を守り、強力なロシアを建設するための歴史的壮挙に出たロシア政府と軍隊、人民に戦闘的敬意を表する」とも述べた。ロシアのウクライナ侵攻に対する支持の意思を露骨に表明したのだ。

プーチン氏は正恩氏に送った祝辞で、「朝鮮半島と北東アジア地域全体の安定と安全を確固にするために、あらゆる分野で相互協力を強化していく」と述べた。

最近、朝ロが緊密な関係を続けており、両国間の「兵器取引」疑惑も増幅している。これに先立ち、ロシアの国防トップのショイグ長官は先月訪朝し、韓国戦争休戦70年記念式に出席した。正恩氏は当時、ショイグ氏と少なくとも3回以上面談を行った。

その後、正恩氏は今月だけでも2度、装甲車、弾薬、小銃などの通常兵器を生産する北朝鮮の軍需工場を視察した。正恩氏は現場で「生産を拡大せよ」と指示した。韓国統一研究院の趙漢凡(チョ・ハンボム)専任研究委員は、「ロシアと密接な北朝鮮が、ロシアに供給する軍需生産能力を強調しようとする様子がうかがえる」と分析した。


コ・ドイェ記者 yea@donga.com