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ウィリアムズ宣教師やハム・ボクリョン先生など100人の独立有功者を表彰

ウィリアムズ宣教師やハム・ボクリョン先生など100人の独立有功者を表彰

Posted August. 15, 2023 08:31,   

Updated August. 15, 2023 08:31

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日本の植民地支配期、インドに派遣された光復軍の韓英連合作戦を支援したフランク・ウィリアムズ先生(1883~1962)や妓生として万歳デモの先頭に立ったハム・ボクレン先生(1902~?)など100人を第78周年光復節に独立有功者として表彰することを国家報勲部が14日、明らかにした。今回表彰される独立有功者は、建国勲章30人(愛国章8人、愛族章22人)、建国褒章5人、大統領表彰65人。褒賞者のうち、生存している愛国志士はおらず、女性は13人だ。

米国のメソジスト教会の宣教師であるウィリアムズ先生は1908年に入国し、忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)に永明(ヨンミョン)学校を設立した。ウィリアムズ先生は32年間、この学校の校長を務め、生徒たちの民族意識を鼓舞した。永明学校は柳寛順(ユ・グァンスン)烈士など多くの独立運動家を輩出した学校として知られている。

ウィリアムズ先生は1943年には大韓民国臨時政府傘下の韓国光復軍派遣隊の一員としてインドに行き、光復軍の印緬(インドとミャンマーの略称)戦区工作隊の隊員たちに英語を教えた。印緬戦区工作隊は、英国軍傘下のインド戦区宣伝隊(IFBU)に投入され、日本軍に対する帰順放送やチラシ作成、情報収集などの宣伝活動を行った。

ハム先生は、日本の植民地時代、妓生の身分で慶尚南道統営(キョンサンナムド・トンヨン)の中心部である敷島町(ブドジョン)市場前で仲間の妓生6人とデモの先頭に立ち、日本軍に逮捕され、獄死した。当時、妓生の万歳デモの参加は統営だけでなく、平安南道平壌(ピョンアンナムド・ピョンヤン)、黄海道海州(ファンヘド・ヘジュ)、京畿道水原(キョンギド・スウォン)など妓生の教育機関である券番がある多くの地域で発生したという。

今回の表彰は、光復節の中央記念式場と地方自治体が主催する記念式場で子孫らに授与される。朴敏植(パク・ミンシク)国家報勲部長官は、「国権喪失という厳しい状況の中でも、ただ国を取り戻すという一念で身を捧げた先烈たちの高貴な生涯と精神が継承されるよう、一人でも多くの独立運動家を探し出すために努力する」と述べた。


申圭鎭 newjin@donga.com