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「太平洋戦争の始まりと終わり」真珠湾・広島の公園が姉妹提携

「太平洋戦争の始まりと終わり」真珠湾・広島の公園が姉妹提携

Posted June. 23, 2023 08:21,   

Updated June. 23, 2023 08:21

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1945年8月6日に米国の原爆が投下された場所に造成された広島市民公園と41年12月7日に日本軍の奇襲攻撃を受けた米ハワイの真珠湾国立記念公園が姉妹公園協定を結ぶと、NHKが22日、報じた。

NHKによると、米国側が先月開かれた広島主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)を機に広島市に「太平洋戦争の当事者間の相互理解と平和の推進を目的とし、平和公園と目指すところは共通している」とし、姉妹公園の協定を結ぶよう要請した。

日本の真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争は、日本と韓半島、中国、東南アジアなどで約3千万人の犠牲者を出した。戦争末期、敗色が濃かったが、「神風」(神風特別攻撃隊)などの無謀な攻撃で耐えていた日本は、広島と長崎への原爆投下後、無条件降伏した。

真珠湾公園と広島公園は29日、東京の駐日米国大使館で調印式を行う。広島市側は、「戦争の始まりと終わりを象徴する両公園の提携を通じて、平和と和解の架け橋となることを期待している」と明らかにした。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com