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「天安沈没事件の主犯」北朝鮮の金英哲氏が対韓国業務に復帰

「天安沈没事件の主犯」北朝鮮の金英哲氏が対韓国業務に復帰

Posted June. 20, 2023 08:16,   

Updated June. 20, 2023 08:16

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2010年の哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件の主犯であり、18年から19年の米朝首脳会談と南北首脳会談の実務を主導した北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)元韓国担当朝鮮労働党書記(写真)が業務の第一線に復帰した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、党全員会議のニュースを伝え、「金英哲同志を党中央委員会政治局候補委員に補選した」と報じた。労働新聞は同日、金氏の写真を掲載し、「統一戦線部顧問」の肩書きも伝えた。金氏は21年の党大会で対韓書記のポストを失い、対韓業務を総括する統一戦線部長に事実上降格された。その後、昨年6月の全員会議では統一戦線部長のポストを後輩の李善権(リ・ソングォン)に明け渡し、3ヵ月後には最高人民会議の常任委員会委員からも解任された。

軍部出身の金氏は、天安沈没を主導し、13年にはソウルとワシントンを「火の海」にすると警告した強硬派だ。金氏の復権が対韓挑発のレベルを引き上げようとする動きと解釈される理由だ。ただし、韓国統一研究院の呉庚燮(オ・ギョンソプ)研究委員は、「ハノイ米朝首脳会談の失敗後、責任を負って一線から退いたが、名誉回復した」とし、「金正恩(キム・ジョンウン)総書記に対する忠誠心と業務能力が認められて復権したが、南北関係は金与正(キム・ヨジョン)-李善権体制が中心であり、金氏は助言の役割だけする可能性が高い」とも述べた。

全員会議では、昨年6月の党全員会議で党書記と経済部長から解任された呉秀容(オ・スヨン)氏も、再び党書記と党部長に復帰した。労働新聞は、呉氏の写真と共に、「経済部長」と役職を表記した。統一部の具炳杉(ク・ビョンサン)報道官は同日、記者会見で、「現在、経済分野の実績が低迷している部分を克服するため、実務型官僚の呉氏を再び起用したのではないかと推定される」と話した。


申나리 journari@donga.com