
米国とイスラエルのイラン空爆の影響で、中東地域の領空が相次いで閉鎖され、ドバイへ向かっていた大韓航空の旅客機が仁川(インチョン)へ引き返すなど、中東を行き来する世界各地の航空便が相次いで回航や欠航に追い込まれている。空域閉鎖が長期化すれば、現地の旅行客や在留韓国人の足止めにつながる恐れもあるとの懸念が出ている。
1日、航空業界によると、先月28日午後1時15分ごろ仁川を出発しドバイへ向かっていた大韓(テハン)航空KE951便が、ミャンマー上空で引き返し仁川に戻った。同日、ドバイから仁川へ戻る予定だったKE952便も欠航となった。国籍航空会社で唯一ドバイへの中東直行便を運航している大韓航空は、当面5日まで同路線をすべて運休する方針だ。
エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空の中東3大航空会社も、自国を発着するすべての便を一時運休した。カタールのドーハに居住する客室乗務員のファン氏(27)は「空で爆発音が続き、眠ることもできない。全便が欠航となり待機している」と東亜(トンア)日報に伝えた。スペインからアラブ首長国連邦(UAE)を経由して韓国に帰国する予定だった30代の男性も、乗り継ぎ便が欠航となりアブダビで足止めされた。「乗り継ぎ便に荷物をすべて預けたままで、何も持たずホテルに避難している。韓国人会の団体チャットを見るしかなく、不安に震えている」と話した。旅行業界の一部からは、イランと連絡が取れない状況だとして懸念の声も上がっている。
李沅柱 takeoff@donga.com






