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「100分以上プレーできる選手を選ぶ」 サッカー女子代表のベル監督が選考基準示す

「100分以上プレーできる選手を選ぶ」 サッカー女子代表のベル監督が選考基準示す

Posted June. 19, 2023 08:21,   

Updated June. 19, 2023 08:21

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「もはやサッカーで90分の試合はない。長くは100分以上やるけど、それ以上を地道にプレーできる選手が必要だ」

豪州とニュージーランドが共同開催する2023国際サッカー連盟(FIFA)女子ワールドカップ(W杯)開幕まであと31日。サッカー女子韓国代表のコリン・ベル監督がメンバーの選考基準を提示した。代表チームは18日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)にあるサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)でW杯参加前に最後の招集練習を始めた。今回の代表チームには31人が招集された。このうち23人だけがW杯参加メンバーに選ばれる。

同日、28人の選手がNFCに集まった。趙昭賢(チョ・ソヒョン=トッテナム・ホットスパー)、イ・グムミン(ブライトン)、ユン・ヨングル(BKヘッケンFF)の海外組3人は23日に合流する。今回の代表チームにはケイシー・ユジン・フェア(PDA)、ウォン・ジュウン、クォン・ダウン(以上蔚山現代高)の16歳以下女子代表3人が含まれた。ベル監督は、「エネルギー、渇望(ハングリー精神)、新しい活力源としての価値など3つの側面から(彼女たちを)抜擢した」とし、「以前までリストに入っていた選手たちを刺激したい。彼女たちも良い印象を残せば最終メンバーに十分入ることができる」と話した。代表チーム主将のキム・ヘリ(仁川現代製鉄)は、「選手たちはこれまでみんなよくやってきたが、これからが一番重要」とし、「ここで良いコンディションを見せつけられる者がW杯に行ける。そのために選手たちは自分が持っているすべてを注ぎ込まなければならない」と語った。

女子W杯でグループHに属している韓国は、来月25日のコロンビアとのグループリーグ初戦を皮切りに、7月30日にモロッコと第2戦、8月3日にドイツと第3戦を行う。FIFA女子サッカーランキングはドイツが2位でH組では最も高く、続いて韓国(17位)、コロンビア(25位)、モロッコ(72位)の順だ。ベル監督は、「コロンビア戦に焦点を合わせている。フィジカル的に韓国よりはるかに強いコロンビアを相手に組織的に素早くプレーしなければならない」とし、「選手たちは早い判断とスマートなコミュニケーション、そして集中力を試合の中で一貫して見せなければならない」と話した。韓国の女子W杯最高成績は2015年カナダ大会のベスト16。直前大会の2019年フランス大会では3敗でグループリーグで敗退した。

代表チームは来月8日、ソウルW杯競技場でハイチとW杯壮行会を兼ねた親善試合を行う。その後、23人の最終メンバーを発表し、来月10日に豪州入りする。


金培中 wanted@donga.com