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ヨキッチが「トリプルダブル」達成、デンバーがNBA西地区決勝に進出

ヨキッチが「トリプルダブル」達成、デンバーがNBA西地区決勝に進出

Posted May. 13, 2023 08:23,   

Updated May. 13, 2023 08:23

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デンバー・ナゲッツが今季、米プロバスケットボール(NBA)のウェスト・カンファレンス決勝進出を決めた。

デンバーは12日、フェニックス・サンズとの今季NBA西地区カンファレンス・セミファイナル(7戦4勝制)第6戦で125-100で勝利した。シリーズ成績4勝2敗でリードしたデンバーは、2019~2020シーズン以来3年ぶりにカンファレンス・ファイナルに駒を進めた。デンバーは同日の勝利で、2年前のカンファレンス・セミファイナルでフェニックスに4連敗を喫してシーズンを終え屈辱も晴らした。デンバーはロサンゼルス・レイカーズ対ゴールデンステート・ウォリアーズの勝者とNBAファイナル進出を争う。両チームのセミファイナル成績はレイカーズが3勝2敗でリードしている。

「セルビア特急」ニコラ・ヨキッチがトリプルダブルの活躍でデンバーのカンファレンス決勝進出を導いた。身長211センチのセンター、ヨキッチは同日、両チームを通じて最多の32点を決めて10リバウンド、12アシストを記録した。3スティールを記録し両チームで最も多かった。ヨキッチはプレーオフ第1、第2ラウンドの11試合で平均30.7得点、12.8リバウンド、9.7アシストを記録している。ヨキッチは今季、レギュラーリーグでも平均9.8のアシストを記録して同部門3位になったが、トップ10のうちガードでない選手はヨキッチがだけだ。ヨキッチに「ポイントセンター」というニックネームが付けられたのも、こうしたアシスト能力のためだ。

チーム創立後初のNBAファイナル優勝に挑戦したフェニックスは、昨季に続き2年連続プレーオフ第2ラウンド敗退となった。身長213センチのセンター、ディアンドレイ・エイトンが肋骨の負傷で第6戦に出場できなかったフェニックスは、ゴール下でヨキッチに耐えられなかった。

同日のイースタン・カンファレンス・セミファイナルでは、ボストン・セルティックスがフィラデルフィア・セブンティシクサーズを95-86で下し、シリーズ戦績3勝3敗とし、勝負を最終第7戦に持ち込んだ。両チームの第7戦は15日に行われる。


金培中 wanted@donga.com