Go to contents

ロボットが駐車・充電して宅配配達まで、スマートビルを作る

ロボットが駐車・充電して宅配配達まで、スマートビルを作る

Posted May. 10, 2023 08:49,   

Updated May. 10, 2023 08:49

한국어

ロボットが自ら車を駐車・充電し、働く場所に宅配配達をしてくれるSF小説に登場しそうなオフィスが作られるだろうか。

現代(ヒョンデ)自動車グループは9日、韓国国内の代表的な代替投資運用会社であるイージス資産運用と共に、ロボット親和型ビルの事業化のための業務協約を交わしたと明らかにした。両社は今回の協力について、先端的なスマートオフィスビルのための「ロボティクストータルソリューション」を開発し、未来成長企業の中心拠点にロボット親和型ビルを構築するために推進されたと説明した。

今回の協力で、現代自動車グループが保有する△室内外配送ロボット、△無人駐車ロボット、△案内・接客ロボット、△電気自動車充電ロボット、△パーソナルモビリティ、△無人宅配システムなどの多様なロボット技術が、イージス資産運用が開発している「スマートビル運営体制(OS)」と連係する予定だ。来年第1四半期(1~3月)、ソウル聖水洞(ソンスドン)に姿を現すイージス資産運用のスマートオフィスビルに、該当ソリューションが初めて適用される。

同日、京畿道儀旺(キョンギド・ウィワン)研究所で行われた業務協約の締結式には、現代自動車グループのキム・ヨンファ研究開発本部長(副社長)、ロボティクスラボ長のヒョン・ドンジン常務、イージス資産運用リアルアセット部門のチョン・ソクウ代表、イ・チョルスン専務など両社関係者が参加した。キム副社長は、「今回の協力を基に、オフィスとショッピングモールなど多様な空間の価値を増大させ、未来のユーザーに付加価値を提供するだろう」と話した。


金在亨 monami@donga.com