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「現金入り封筒疑惑」で共に民主党の2議員が離党

「現金入り封筒疑惑」で共に民主党の2議員が離党

Posted May. 04, 2023 08:45,   

Updated May. 04, 2023 08:45

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最大野党「共に民主党」の2021年の全党大会当時、「現金入り封筒疑惑」に関与した尹官石(ユン・グァンソク)議員(当選3回・仁川南洞乙)と李成万(イ・ソンマン)議員(当選1回・仁川富平甲)が3日、離党した。政治資金法違反などの容疑で先月12日に検察の家宅捜索を受けてから21日が経った。

尹大統領と李氏は同日午前、非公開の最高委員会に出席し、党執行部と面談した後、離党を発表した。尹大統領は、「様々な事実関係や言いたいことは多いが、今後捜査に誠実に取り組み、この問題を明らかにしていきたい」と述べた。李氏も「『先党後私』の精神で離党し、法的闘争で真実を明らかにするために最善を尽くす」と話した。

党執行部は前日から両氏に、「自主離党」を強く説得したという。野党関係者は、「党執行部が『独自調査はできない』とし、検察の捜査結果を待つという立場を貫いたため『李在明(イ・ジェミョン)責任論』が本格的に浮上したことを受け、遅れて収拾に乗り出したものとみられる」と話した。李在明代表は最高委後、直接離党を説得したのかという質問に、「本人が党のために決断した。そう判断してほしい」と答えた。尹大統領と李氏の離党で一段落したものの、「現金入り封筒」事態に対する執行部の及び腰の対応への批判は当分の間続く見通しだ。同党のある議員は、「党が独自調査をしないと決定したのなら、関与者の進退についてもっと早く結論を出すべきだった」と指摘した。同日午後、朴洸瑥(パク・グァンオン)院内代表体制で初めて開かれた議員総会でも議員の非難が続いた。


許桐準 hungry@donga.com