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近代五種のチョン・ウンテがW杯第3戦で優勝、3度目のW杯で世界1位奪還

近代五種のチョン・ウンテがW杯第3戦で優勝、3度目のW杯で世界1位奪還

Posted May. 01, 2023 08:58,   

Updated May. 01, 2023 08:58

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韓国近代五種の看板スター、チョン・ウンテ(28、光州広域市役所)が国際近代五種連盟(UIPM)ワールドカップ(W杯)第3戦で優勝し、世界ランキング1位の座も取り戻した。

チョン・ウンテは30日、ハンガリーのブダペストで行われたW杯第3戦男子個人決選で、種目合計1534点を獲得し、金メダルを獲得した。2位になったエジプトのモハメド・シャバン(1530点)を4点差で抜いた。先月、トルコのアンカラで開かれた第2戦での銀メダルに続き、2大会連続入賞だ。3月、エジプト・カイロで開かれた第1戦には出場しなかった。

チョン・ウンテは今大会フェンシングで1位、水泳4位、乗馬11位になった。3種目合計1位になったチョン・ウンテは、最後のレーザーラン(射撃+ランニング)ですでに獲得した点数によって、2位シャバンより5秒早くスタートした。チョン・ウンテはレーザーランで8位にとどまったが、先に点差を広げたおかげで金メダルを獲得した。

今大会前まで世界ランキング2位だったチョン・ウンテは、2021年東京五輪金メダリストのジョセフ・チュン(英国)を抜いて再び1位に躍り出た。チョン・ウンテは東京五輪で銅メダルを獲得し、韓国近代五種史上初の五輪メダリストに名を連ねた。

チョン・ウンテは「2度目のW杯銀メダルに続き、ついに金メダルを獲得できて凄く嬉しい。2度目のW杯以後、韓国に帰らず欧州に滞在しながら練習した」とし、「これからは英国で開かれる世界選手権(8月)と杭州アジア大会(9月)の準備に突入する」と話した。チョン・ウンテはアジア大会2連覇に挑戦する。

ソ・チャンワン(26・全南道庁)は今大会で1523点で4位だった。銅メダルはチェコのマルティン・ブラフ(1525点)が獲得した。


姜泓求 windup@donga.com