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尹大統領、「韓米血盟」の象徴アーリントン国立墓地を訪問

尹大統領、「韓米血盟」の象徴アーリントン国立墓地を訪問

Posted April. 26, 2023 08:40,   

Updated April. 26, 2023 08:40

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5泊7日の日程で米国を国賓訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が25日(現地時間)、韓国戦争で命を落とした兵士たちが安置されているバージニア州のアーリントン国立墓地を訪問した。訪米翌日の公式日程を「韓米血盟」の象徴であるアーリントン国立墓地訪問で開始し、堅固な同盟を強調した。

尹大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人は、アーリントン国立墓地内の「無名戦士の墓」に献花した。大統領夫妻が乗った車両が国立墓地の正門を通過すると、礼砲21発が放たれた。「21発」は大統領など国家首脳級への礼遇を意味する。

アーリントン国立墓地は、米国内の100以上の国立墓地の中で2番目に規模が大きい。第1・2次世界大戦や韓国戦争、ベトナム戦争などで亡くなった米軍兵士約21万5千人が墓地に安置されている。特に、無名戦士が安置されている墓碑には、「神のみが知る無名の米国人戦士が名誉をもってここに眠る」と記されている。

尹大統領は同日、韓国戦争の退役軍人をはじめ、その子孫らと昼食会も行った。チャールズ・ブラウン米空軍参謀総長など元・現職の米軍兵士らも同席した。大統領室関係者は、「計20個の星」と言い、「外国首脳のイベントにこれほど多くの米軍将校が来たのは初めて」と伝えた。昼食会の前に、尹大統領はラルフ・パケット予備役陸軍大佐ら退役軍人2人とその子孫1人に韓国最高の武功勲章である太極武功勲章を授与した。

これに先立ち、尹大統領は訪米初日の24日、ワシントンのホテルで開かれた同胞懇談会で、「現在の韓米同盟からさらに進んで『未来に前進する、行動する同盟』という歴史的な里程標を作りたい」と強調した。


申圭鎭 newjin@donga.com