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韓米日、北朝鮮ミサイル防衛・対潜水艦訓練の定例化に合意

韓米日、北朝鮮ミサイル防衛・対潜水艦訓練の定例化に合意

Posted April. 17, 2023 08:47,   

Updated April. 17, 2023 08:47

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韓国と米国、日本が3年ぶりに開催した局長級の防衛実務者協議(DTT)で、ミサイル防衛訓練と対潜水艦戦訓練の定例化に合意した。固体燃料エンジンの大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)18」や「核魚雷」挑発など北朝鮮の核・ミサイルの高度化に対抗し、3国間の軍事協力が加速化している。

韓米日3国は14日(現地時間)、ワシントンで第13回DTTを開き、このような内容を盛り込んだ共同報道文を発表した。韓国国防部のホ・テグン国防政策室長、米国防総省のラトナー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)、日本防衛省の増田和夫防衛政策局長がそれぞれ首席代表として参加した。

共同報道資料によると、韓米日3国は北朝鮮の核・ミサイルの脅威の抑制・対応のため、ミサイル防衛訓練と対潜水艦戦訓練を定例化することで合意した。

韓米日3国のミサイル防衛訓練は、昨年10月に韓半島付近で初めて実施され、今年2月に2回目の訓練が行われた。韓米日対潜水艦戦訓練は、昨年9月に独島(ドクト、日本名・竹島)付近の海上で5年ぶりに実施されたのに続き、今月初め、済州(チェジュ)南方の海域で2回目の訓練が行われた。

今回のDTTでは、昨年11月に韓米日3国の首脳が合意した北朝鮮のミサイル警報情報のリアルタイム共有の準備状況も点検した。韓国軍当局者は、「既存の韓米日の防衛秘密を共有する覚書(TISA)と韓米・日米間の情報共有システムの連動をDTTで協議した」とし、「このような共有システムを早急に推進することで3国が共感した」と述べた。

このような中、韓米空軍は16日、光州(クァンジュ)基地で17~28日、「2023連合編隊軍総合訓練」を実施することを明らかにした。連合作戦および戦時任務遂行能力の向上を目的とした今回の訓練には、韓米空軍のステルス戦闘機F-35A・Bなど航空戦力約110機と兵士約1400人が参加する。


尹相虎 ysh1005@donga.com