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EPL100ゴール達成の孫興民「得点王のプレッシャーあった」

EPL100ゴール達成の孫興民「得点王のプレッシャーあった」

Posted April. 12, 2023 09:16,   

Updated April. 12, 2023 09:16

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「自分への期待値が上がり、プレッシャーを感じた」

アジア選手では初めてイングランド・プレミアリーグ(EPL)通算100ゴールを達成した孫興民(ソン・フンミン=31、トッテナム・ホットスパー、写真)が期待に及ばない今季の得点力についてプレッシャーと圧迫が影響を与えたという趣旨で話した。しかし、理由が何であれ、最高の競技力を見せることができなかったので、言い訳はしないと語った。

孫興民は10日(現地時間)、英メディア「イブニングスタンダード」とのインタビューで、「昨季はファンタ―スティックだった。得点王になったのは魔法のような瞬間だったし、自分に大きな自信をもたらした」とし、「新シーズンが始まると、皆が『ソニ(孫興民の愛称)が得点王になった』として大きな活躍を期待し、さらに多くの注目を集めるようになりプレッシャーも大きかった」と打ち明けた。孫興民は昨季EPLで23ゴールを決め、モハメド・サラー(31)とともに共同得点王に輝いた。アジア選手初のEPL得点王という偉業だった。

孫興民は8日、ブライトンとの試合でEPL通算100号であり、今季7点目を記録した。昨季の得点力と比べると差が大きい。孫興民はEPLにデビューした2015-2016シーズン(4得点)を除いては、昨季まで6シーズン連続で二桁ゴールを決めた。孫興民は、「今季の競技力について言い訳を並べるなら実にたくさんある。だが、自分は『それが本当の自分姿ではなかった』と弁解するようなタイプではない」と言い、「最高の競技力を見せることができなかったことを認める」と話した。その上で「私はプレッシャーが好きで勝ち抜こうとしている」とし、「自分は完璧な選手ではない。30代になったが、依然として発展できる」と話した。

孫興民が所属するトッテナムは今季8試合を残している。孫興民は昨季にリーグ終盤の8試合で9ゴールを決め、劇的にゴールデンブーツ(EPL得点王賞)を掲げた。孫興民は今季に3ゴールを追加すれば、7シーズン連続の2桁得点達成となる。孫興民は、「これから、リーグの残り8試合は私とチームにとって非常に重要だ」とし、「EPL100ゴールを達成したのは素晴らしいことだが、重要なのはチームが勝ち点3を取ることだ。引き続き安定した競技力を見せながら、できるだいろんな方法でチームを助けたい」と話した。

11日現在、トッテナムは勝ち点53(16勝5分け9敗)でリーグ5位だ。1試合少ない4位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点56)との勝ち点差は「3」。EPLでは4位まで来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権が与えられる。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com