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「韓半島初飛行」の安昌男先生の勲章、空軍士官学校に展示

「韓半島初飛行」の安昌男先生の勲章、空軍士官学校に展示

Posted February. 24, 2023 08:48,   

Updated February. 24, 2023 08:48

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韓半島上空を初めて飛行した韓国人パイロットで独立運動家の安昌男(アン・チャンナム)先生(1901~30・写真)の勲章が忠清北道清州市(チュンチョンプクト・チョンジュシ)の空軍士官学校に永久展示される。

朴敏植(パク・ミンシク)国家報勲処長は23日、空軍士官学校の安重根(アン・ジュングン)ホールで先生の勲章を伝え、空軍士官学校の生徒らを対象に「大韓民国の未来に向けた報勲の役割」をテーマに特別講義を行ったと、国家報勲処が明らかにした。先生は1920年に東京の小栗飛行学校に入学して3ヵ月で韓国人初の3等飛行士免許を取得し、21年5月に2等飛行士免許まで取得した。22年12月、1人乗り単発複葉機「金剛号」に乗って韓半島上空を初めて飛行した。また、大韓民国臨時政府を助けて独立軍飛行士の養成を模索するなど、抗日闘争にも積極的に加わった。

26年に中国山西飛行学校長となって飛行士の養成に尽力し、30年、飛行訓練中に機体の故障による墜落事故で死去した。政府は2001年に建国勲章愛国章を追敍した。

しかし、子孫を探し出せず、これまで勲章は国家報勲処が保管してきた。国家報勲処は、「祖国の独立のために犠牲を払い、献身的な生活を送った先生の生涯を、空軍士官学校の生徒らが認識する機会を設けるという趣旨で勲章の伝授を決定した」と述べた。勲章は、空軍士官学校内の空軍博物館に永久展示される計画だ。


尹相虎 ysh1005@donga.com