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「ランボー」ジョン・ラームが世界1位奪還、今年に早くも3勝目

「ランボー」ジョン・ラームが世界1位奪還、今年に早くも3勝目

Posted February. 21, 2023 09:16,   

Updated February. 21, 2023 09:16

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ジョン・ラーム(29)が今年開幕3勝目を挙げ、世界ランキング1位を奪還した。

ラームは20日、米国カリフォルニア州パシフィック・パリセードにあるリビエラ・カントリークラブ(パー71)で開かれた米男子ツアー(PGA)ジェネシス・インビテーショナル最終戦の第4ラウンドで、5バーディー、3ボギーでスコアを2つ伸ばし、通算17アンダー267を記録した。2位のマックス・ホーマ(33)に2打差の首位に立った。

ラームは今年開催のPGAツアー7試合のうち5試合に出場した。このうち、1月のセントリートーナメント・オブ・チャンピオンズとザ・アメリカン・エキスプレスに続き、ジェネシス・インビテーショナルまでの3試合を制覇した。ツアー通算10勝の選手が1年で3勝を挙げたのは初めて。3月になる前に3勝を収めた選手は1975年のジョニー・ミラー(76・米国)以来。ラームはDPワールドツアーの昨年10月のスペインオープンと11月のシーズン最終戦ツアーチャンピオンシップでも優勝した。この5ヵ月間で出場した9試合で5度もトロフィーを掲げた。ジェネシス・インビテーショナルの優勝賞金360万ドル(約46億7000万ウォン)を含めて優勝賞金だけで約144億ウォンを獲得した。

ラームはスコッティ・シェフラー(27・米国)、ローリー・マキロイ(34・北アイルランド)を抜いて世界ランキングも3位から1位に上げた。ラームが1位の座についたのは昨年3月以降11ヵ月ぶり。13日に終わったWMフェニックスオープンで優勝し、世界ランキング1位に上がったシェフラーは、1週間ぶりに席を譲った。米ゴルフ専門メディアのゴルフチャンネルは、「ラームのプレーを見ると、しばらくその場(世界1位)にとどまりそうだ」と評価した。ラームは、「私は人生最高のシーズンを送っている。このシーズンを続けたい」と話した。

3打差の首位で第4ラウンドを始めたラームは、10番と12番(以上パー4)でボギーを叩きホーマに首位を譲る場面も。しかし、14番(パー3)で約14メートルのバーディーパットを沈めて再びリードした。16番(パー3)でもティーショットをホール80センチに寄せてはバーディーを奪って優勝を決めた。

昨年7月の全英オープン以来7ヵ月ぶりに公式戦出場したタイガー・ウッズ(48)は、通算1アンダー283で45位タイだった。ウッズは第3ラウンドで4アンダーを記録し、2021年2月の交通事故以後、最も良い成績を出した。昨年4月のマスターズ以来10ヵ月ぶりに4ラウンドを完走したウッズは、「私の目標は毎年メジャー戦に出場すること。今年4つのメジャー戦にも出場できることを願う」と話した。ウッズは昨年のザ・プレーヤーズ選手権では第3ラウンドの後に途中棄権し、全英オープンでは予選落ちした。

韓国選手ではキム・ソンヒョン(25)が3アンダー281で最も高い33位タイ、キム・ジュヒョン(21)はウッズと同じ45位タイだった。


姜泓求 windup@donga.com