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中国、韓国人への短期ビザ発給を18日から再開

中国、韓国人への短期ビザ発給を18日から再開

Posted February. 16, 2023 08:34,   

Updated February. 16, 2023 08:34

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中国が18日から韓国人に対する短期ビザ発給制限措置を解除することを決めた。韓国政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のために停止していた中国人に対する短期ビザの発給を再開したことに応えた措置だ。

在韓中国大使館は15日、中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」に、「18日から在韓中国大使館及び総領事館は、韓国国民に対する中国短期ビザの発給を再開する」と明らかにした。また、中国移民管理局は、中国を経由して第3国に行く外国人が経由都市に3日または6日間ビザなく滞在できるようにしたプログラムから韓国人を除外した措置も解除することを明らかにした。

中国は先月10日から韓国人に対する短期ビザの発給を中止していた。中国内の新型コロナウイルス感染者の急増状況などを考慮し、韓国が同月2日から中国人に対する短期ビザの発給を中止したことへの報復措置だ。また、中国を経由する際、ビザなく経由地で3日または6日間滞在できるプログラムから韓国人を除外した。当時、中国外務省の汪文斌報道官は、「中国に対する差別的な制限措置を早急に撤廃することを望む」と迫った。

韓国政府は先月末、中国人短期ビザ発給制限措置を2月まで延長することを決定したが、中国の新型コロナウイルスの感染がピークを過ぎて安定段階に入ったと判断し、11日から中国人の短期ビザ発給を再開した。

両国間の短期ビザの発行は正常化されたが、当初予定していたフライトの増便はまだ行われていない。中国当局は5日に発表した中国人の海外団体旅行可能国に韓国を含んでいない。両国国民が正常に行き来するにはさらに時間が必要とみられる。


金祺容 kky@donga.com