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金起炫・安哲秀の両氏が羅卿瑗氏の支持めぐり綱引き

金起炫・安哲秀の両氏が羅卿瑗氏の支持めぐり綱引き

Posted February. 06, 2023 08:47,   

Updated February. 06, 2023 08:47

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与党「国民の力」の全党大会で「乱打戦」を繰り広げている金起炫(キム・ギヒョン)、安哲秀(アン・チョルス)議員が、羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)元議員の支持をめぐっても対立した。不出馬を宣言する前まで世論調査で善戦していた羅氏の支持層を取り込むための争いだ。

金氏は4日、フェイスブックに「昨日(3日)夕方に羅氏の自宅を訪ねた」ことを伝え、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の成功と来年の総選挙の勝利に向けて力を合わせようと申し上げた」と書いた。羅氏は「『永遠の党員』としてしなければならない役割について熟考してみる」と答えたと、金氏は伝えた。金氏は、「羅氏の熱い愛国心と愛党心を理解している」と付け加えた。

金氏が羅氏と会ったことについて、安氏は記者団に、「羅氏が休息が必要だと言わなかったか。約束したのだろうか」と述べた。約束なく一方的に金氏が羅氏に会いに行ったのではないかということだ。安氏は、「羅氏側に連帯を打診したのか」という質問には、「羅氏が少し時間がほしいと言ったので待っている状況」と答えた。

親李系(李俊錫氏系)を代表して全党大会に飛び込んだチョン・ハラム順天(スンチョン)甲党協委員長も金氏を批判した。チョン氏は、フェイスブックに金氏が羅氏に会ったことについて、「金氏は学暴(学校暴力)加害者の振舞いを止めよ。羅氏を学暴被害者にしておき、今になってクラスのムードのために力を合わせようと言うのか」と批判した。当選1回議員らの連判状など親尹(尹大統領)陣営が羅氏が出馬しないよう圧力をかけたことを念頭に批判したのだ。チョン氏は記者団にも、「『今は手を握らなければならない』という金氏の態度を見て、私は正直鳥肌が立った」と話した。


クォン・グヨン記者 9dragon@donga.com