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鄭義宣会長、米自動車専門誌選出の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に

鄭義宣会長、米自動車専門誌選出の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に

Posted January. 13, 2023 08:31,   

Updated January. 13, 2023 08:31

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現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長が、今年、グローバル自動車産業で最も影響力のある人物に選ばれた。テスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏は42位にとどまった。

米国の自動車専門誌「モータートレンド」は12日、「2023モータートレンドパワーリスト」に選ばれた50人を公開したが、現代自動車の鄭義宣会長は1位だった。

モータートレンドは、鄭氏が示している未来計画と、より良い世界のための取り組みを1位選定の理由に挙げた。モータートレンドは鄭氏について、「世界と産業がどこに向かっているのかに対する洞察と、より良い世界を作りたいとする情熱を持って、電気自動車(EV)と未来モビリティ分野でリーダーの役割を果たしている」と評価した。

モータートレンドはまた、「鄭会長は、現代自動車グループを新しい時代に導いており、自動車メーカーのCEO以上の手腕を発揮している。彼が追求するビッグピクチャーは、データや技術、ソフトウェア工学だけでなく、無数のモビリティソリューションを網羅するスマートシティまで網羅されている」と紹介した。

EV時代を迎えて過去の栄光の再現を掲げて、米ゼネラルモーターズ(GM)の変化をリードしているGMのメアリー・バラ会長が2位に選ばれた。ステランティスのカルロス・タバルス会長は4位だった。現代自動車グループでは、ルク・ドンカーヴォルケ最高クリエイティブ責任者(CCO)社長(3位)とグローバル最高運営責任者(COO)のホセ・ムニョス社長(10位)、現代デザインセンター長のイ・サンヨプ副社長(28位)、起亜(キア)デザインセンター長のカリム・ハビブ副社長(44位)も名を連ねた。

電装事業とEVのバッテリーに積極的に投資を拡大している(株)LGの具光謨(ク・グァンモ)代表(20位)とLGエネルギーソリューションの権暎壽(クォン・ヨンス)副会長(45位)も選ばれた。世界EV1位のテスラを経営するマスク氏は42位にとどまった。モータートレンドは、この2年間新車を出していないからだと説明した。

モータートレンドは1949年に米国で創刊され、月100万部以上を発行する自動車専門メディア。毎年、グローバル自動車業界で影響力のある50人のパワーリストを公開し、その中で最も影響力の高い1人を「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ぶ。モータートレンドのエディタらと諮問委員らの評価と非公開投票を通じて作成され、順位が決定される。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com