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中国の昨年出生数1千万人、建国以来最低 ブルームバーグ報道

中国の昨年出生数1千万人、建国以来最低 ブルームバーグ報道

Posted January. 12, 2023 08:44,   

Updated January. 12, 2023 08:44

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2022年の中国の出生数が1千万人となり、1949年の中華人民共和国の建国以来、最低を記録したと、ブルームバーグ通信が11日、著名な人口学者の何亞福博士の話として報じた。近く中国の国家統計局が昨年の公式人口統計を発表する予定だが、この主張が事実として明らかになれば、死者数が出生数より多い「人口デッドクロス」現象が可視化することになる。世界1位を記録してきた中国の人口が減少に転じるのだ。

16年に1883万人だった中国の出生数はその後急激に減少し、昨年には1千万人となった。何氏は、出生率急減の理由として、新型コロナウイルスの感染拡大、保育費支援の減少などを挙げた。21年に中国政府が人口抑制政策(夫婦1組に2人までの出産容認)を廃止し、出生率を上げるために努めたが、力不足だったと診断した。

昨年の中国の死者数が1千万人を超える可能性が高いため、人口デッドクロスが現実化するものとみられる。国家統計局によると、2021年末現在、香港とマカオを除く中国本土の人口は14億1260万人。


金祺容 kky@donga.com