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検察が李在明氏の拘束令状を検討、李氏「司法クーデター」と反発

検察が李在明氏の拘束令状を検討、李氏「司法クーデター」と反発

Posted January. 11, 2023 08:45,   

Updated January. 11, 2023 08:45

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最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が10日、城南(ソンナム)FC後援金疑惑事件の被疑者として検察に出頭し、「答えの決まった起訴」と述べ、「政治検察の罠に堂々と立ち向かう」と主張した。李氏が容疑を全面否定する中、検察は事情聴取を終え次第、拘束令状の請求を検討する方針だ。

李氏は同日午前、水原(スウォン)地検城南支部前のフォトラインで、準備した2300字の立場文を10分ほど読み上げ、「無理な政権の逆走行に勝ち、歴史は前進するという明白な真理を証明した歴史の変曲点として記録されることを望む」と話した。

野党第一党の代表が検察の出頭要求に応じて事情聴取を受けるのは初めて。李氏は、「検察の召喚が類例のない弾圧である理由は、憲政史上初の野党責任者の召喚だからではなく、すでに数年間捜査をして嫌疑なしで処理された事件を再び引っ張り出し、ない罪を捏造する司法クーデターだからだ」と主張した。そして、「金大中(キム・デジュン)元大統領は内乱勢力から内乱陰謀罪という身に覚えのない罪を着せられ、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は『畔の時計』などの謀略に苦しんだ」とし、「司法リスクではなく検察リスクであり、検察クーデターだった」と述べた。

城南支部前には同党の議員41人をはじめ支持者約500人が集まり、李氏を見送った。朴洪根(パク・ホングン)院内代表は、「李在明個人ではなく大統領候補であり、野党代表に対する政治企画、報復捜査と規定し、この場に共に来た」と述べた。

李氏は、城南市長に在任していた2015~18年、ネイバー、斗山(トゥサン)建設、NH農協銀行など管内企業から約160億ウォンの後援金を誘致し、これら企業に建築許可や土地用途の変更などの便宜を提供した容疑(第三者賄賂)を受けている。城南支部刑事3部(劉敏鍾部長検事)は昨年9月、城南市戦略推進チーム長だったA氏を起訴し、公訴状に李氏と鄭鎮相(チョン・ジンサン)元民主党代表室政務調整室長(収監中)を「共謀者」と指摘した。

検察は同日午前11時頃から李氏に対して、サッカークラブの買収・維持という「政治的約束」を守るために不正な請託をしたのか、違法性を認識していたのかなどについて集中的に追及した。李氏はすぐに調査を受けるとし、検察指揮部との「茶会」は行われなかった。


ホ・ドンジュン記者 パク・ジョンミン記者 hungry@donga.com · blick@donga.com