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「中国製ワクチンではコロナ感染拡大は防げない」中国の感染症専門家が警告

「中国製ワクチンではコロナ感染拡大は防げない」中国の感染症専門家が警告

Posted December. 22, 2022 08:47,   

Updated December. 22, 2022 08:47

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中国の感染症専門家が、現在の中国製の新型コロナウイルスワクチンでは、新型コロナウイルスの感染拡大は防げないと主張した。

21日、台湾中央通信社などによると、復旦大学附属華山医院感染内科の張原宏主任は最近、あるフォーラムで、「現在中国人が接種しているワクチンは原型菌株をもとに作られた中国製」とし、「これまで新型コロナウイルスが複数回変異したため、(中国製)ワクチンの保護力は弱まり、感染の拡大を阻止できない」と述べた。中国当局は現在、中国製ワクチンの効能を強調し、ワクチン接種率を高めることに努めている。

中国が独自開発した不活化ワクチン、シノファームとシノバックは、欧米のmRNAワクチンより予防効果が低く、論議が絶えなかった。最近の中国医薬品「大乱」は、「ゼロコロナ」政策の施行で、中国政府が解熱剤や抗生物質などの生産と流通を厳しく統制したために発生したとみられている。中央通信社は、中国の製薬会社関係者を引用して、「当局が生産と流通を統制して製薬会社と販売商が経営難を経験し、多数の倒産が発生した」と伝えた。


金祺容 kky@donga.com