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イングランド代表スターリングが自宅に強盗被害で急きょ帰国

イングランド代表スターリングが自宅に強盗被害で急きょ帰国

Posted December. 06, 2022 08:41,   

Updated December. 06, 2022 08:41

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イングランド代表FWレヒム・スターリング(28)が5日、セネガルとの2022ワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦を控えて帰国した。家族が住む英国ロンドンの自宅に強盗が侵入したためだ。

英BBCは同日、「スターリングがイングランド代表団を離脱してロンドンに戻っている」とし、「家族が住む自宅に武装した強盗が侵入したためだ」と報じた。BBCによると、強盗事件は現地時間で土曜日の3日夜に起きた。スターリングには10歳の娘と5歳、3歳の息子がいる。米国のスポーツ専門チャンネルESPNは、「スターリングの彼女と子供2人はカタールにおり、母親がロンドンにいることが分かった」と伝えた。

決勝T1回戦を控えて、グループリーグで1ゴール1アシストを記録した中核のFWがイングランドの出場メンバーリストから除外され、大きな関心が集まった。試合前までイングランドサッカー協会(FA)は、これについて「家族問題で出場できない」とコメントするに止まった。イングランドは同日、スターリングなしでセネガルを3-0で下し、ベスト8入りを決めた。

イングランドは11日に「宿敵」フランスとの準々決勝を控えているが、監督と選手たちは試合よりスターリングと彼の家族のことを心配している雰囲気だ。イングランドのギャレス・サウスゲート監督は試合後、「サッカーが最も大事なことではない時もある。家族が優先されなければならない」と言い、「スターリングに余裕を与えたいと思う。数日間、状況を見守りたい」と話した。主将のハリー・ケイン(29)も「スターリングが自分と家族のために最善の決定を下すと信じている。それが何より重要だ」とコメントした。

2018年にもスターリングは家族と一緒に暮らしていた英国チェシャー州の自宅に3人組の強盗団が侵入しようとしたことがある。リバプール出身の一味はスターリングの他にも著名人の家を狙って強盗を働いて逮捕され、2020年に懲役刑を言い渡された。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com