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民主党が党本部と国会への家宅捜索に「政治ショー」と反発、与党は「不法掩護に東奔西走」とヤジ

民主党が党本部と国会への家宅捜索に「政治ショー」と反発、与党は「不法掩護に東奔西走」とヤジ

Posted November. 11, 2022 08:45,   

Updated November. 11, 2022 08:45

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最大野党「共に民主党」は10日、党本部及び本庁に対する検察の前日の家宅捜索について、「急ごしらえのでたらめ家宅捜索令状を提出するほど検察は焦ったのか」と批判した。同党の李在明(イ・ジェミョン)代表と鄭鎮相(チョン・ジンサン)党代表政務調整室長が同日、それぞれ「根拠のない捏造捜査」、「検察政権の政敵狩り」と反論した中、党も総力を挙げて擁護に乗り出した。これに対し、与党「国民の力」は、「『共に民主党』が不法リスクを掩護するために東奔西走している」と批判した。

民主党の朴贊大(パク・チャンデ)最高委員は同日、国会で記者懇談会を開き、「提示された家宅捜索令状は基礎的な事実関係も把握していない創作物」とし、「検察は令状で、鄭室長が市民団体『城南(ソンナム)市民の会』で活動し、李代表の弁護士時代の事務所で事務長として働いたとしたが、そのような事実はない」と令状内容に反論した。同党の金宜謙(キム・ウィギョム)報道担当も、李代表の名前が鄭室長の家宅捜索令状に70回余り登場していることについて、「李代表を令状に無理に入れている」とし、「犯罪事実と関連して、李代表が鄭室長と金湧(キム・ヨン)民主研究院副院長に何を指示し報告を受けたのかに関する内容がない」と述べた。

同党の趙正湜(チョ・ジョンシク)事務総長は、「野党第1党の代表を殺すための工作捜査で党を瓦解させ、最終的に総選挙と次期大統領まで狙った検察独裁の長期化に向けた企画捜査」と批判した。

これに対して、与党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長は記者団に、「『李在明救出』は、映画『プライベート・ライアン』のように感動的なストーリーにはなれない」とし、「(民主党)議員たちも、擁護すればするほどますます泥沼にはまっているという感じを受けるほかない。堂々と司法当局の捜査に応じて協力することが正しい姿勢だ」と強調した。朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表も同日、記者団に、「家宅捜索は裁判所の令状で適法に行われた」とし、政治報復という主張を一蹴した。


黃聖皓 hsh0330@donga.com · 趙東住 djc@donga.com