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龍山~束草間を1時間39分で、2027年に高速鉄道着工

龍山~束草間を1時間39分で、2027年に高速鉄道着工

Posted October. 19, 2022 08:52,   

Updated October. 19, 2022 08:52

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2027年からは、ソウル龍山(ヨンサン)から束草(ソクチョ)までKTXで1時間39分で移動できるようになる。

国土交通部は18日、江原道(カンウォンド)束草エキスポ広場で、「春川(チュンチョン)~束草東西高速化鉄道」の着工記念式を開催したと明らかにした。記念式には、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官、金鎭台(キム・ジンテ)江原道知事などが参加した。尹大統領は記念演説で、「地域均衡発展の中心は、公正なアクセス性だ」とし、「多様な交通網が細かく連結されれば、江原地域は観光と先端産業の拠点として目覚ましい成長を遂げることになるだろう」と明らかにした。

春川~束草東西高速化鉄道は、ソウル龍山から春川を経て、束草までをつなぐ国家鉄道網の重要路線だ。約2兆4000億ウォンを投入し、6年間春川から束草までの93.7キロの鉄道を新設する。鉄道駅は、華川(ファチョン)、楊口(ヤング)、麟蹄(インジェ)、白潭(ペクダム)、束草の5カ所だ。国土部の関係者は、「江原華川と楊口、麟蹄郡に鉄道駅が建設されるのは史上初めてで、地域発展の転換点になるだろう」とし、「鉄道の建設で、2兆3498億ウォンの生産誘発効果と4万8890件の雇用が創出され、首都圏へのアクセス性が改善され、観光需要も増加すると予測される」と明らかにした。

事業が完了すれば、ソウルから春川までのみつながっていた鉄道は、束草まで延長され、KTX-イウム列車に乗ってソウルから束草まで1時間39分で移動できる。今は、ソウルから春川まで、ITXで75分、春川から束草までバスで120分の計3時間15分間がかかる。乗用車を利用しても、ソウルから束草まで3時間近くかかる。ほとんどの区間はトンネルで建てられ、大雪などの気候の影響を受けず、常時運行が可能になる見通しだ。


チョン・スング記者 チャン・グァンソク記者 soon9@donga.com · jks@donga.com