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新堂駅殺人事件の被告にストーキング処罰法違反などで懲役9年、報復殺人は補足捜査中

新堂駅殺人事件の被告にストーキング処罰法違反などで懲役9年、報復殺人は補足捜査中

Posted September. 30, 2022 08:39,   

Updated September. 30, 2022 08:39

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新堂(シンダン)駅ストーカー殺害事件で起訴されたチョン・ジュファン被告(31)が、被害者への報復殺人前に犯したストーカーと不法撮影犯罪について29日、懲役9年の刑が言い渡された。

同日、ソウル西部地裁刑事合議12部(安東範部長判事)は、性暴力処罰法とストーカー処罰法違反などで起訴されたチョン被告に対し、検察の求刑と同じ懲役9年を言い渡した。80時間のストーカー治療プログラムや40時間の性犯罪治療プログラムの履修も命じた。

裁判所は、「被告は、ストーカー関連捜査が行われているにも関わらず、撮影物を利用して強要するなど、追加のストーカー犯罪に進み、数回反省文を提出したこととは相反して、被害者を殺害する残酷な犯行を犯した」と量刑理由を述べた。

チョン被告は昨年10月初め、被害者に351回にわたって不法撮影物と脅迫メッセージなどを送った罪などで起訴された。報復殺人の罪についてはソウル中央地検が補強捜査を進めている。

チョン被告は同日、判決公判の延期を要請したが裁判所は受け入れなかった。チョン被告は、「国民の視線とメディアの報道が集中していることが、時間が経つにつれて和らぐことを願う気持ちだ」と話した。これに対して被害者側の弁護人は、「被告は、自己中心的な思考をしており、心から反省していない」と指摘した。


ユ・チェヨン記者 ycy@donga.com