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オミクロン対応の改良型ワクチンの接種、来月11日に開始

オミクロン対応の改良型ワクチンの接種、来月11日に開始

Posted September. 22, 2022 08:08,   

Updated September. 22, 2022 08:08


新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した改良型ワクチン(2価ワクチン)の接種が来月11日から始まる。60歳以上の高齢層は27日から事前予約ができる。疾病管理庁は21日、冬季の追加接種施行計画を発表した。

冬季追加接種の対象は、満18歳以上のすべての成人。ただし、△60歳以上、△免疫機能が低下している人、△介護療養型医療施設の従事者及び入所者の高リスク群を優先接種の対象とした。対象者は27日から疾病庁ホームページ(ncvr.kdca.go.kr)や疾病庁コールセンター(1339)などを通じて予約することができる。

第2順位(50代、基礎疾患者、軍人、保健医療関係者)と第3順位(すべての成人)の事前予約の日程は未定だ。彼らは来月11日から残余ワクチンを活用した当日接種のみ可能。第2、3順位の予約は今後順次開始される予定だ。

追加接種には、基本的にmRNA方式の改良型ワクチンが使用される。先週161万回分が韓国国内に導入されたモデルナ製の改良型ワクチンを優先使用する。ファイザー製の改良型ワクチンも導入が完了次第、使用する計画だ。疾病庁によると、モデルナや改良型ワクチンは現在流行しているBA.5株に対する中和能(ウイルスを阻止する能力)が既存のワクチンに比べて69%高い。mRNAワクチンの接種を望まない場合は、ノババックスやSKバイオサイエンスなど別の既存のワクチンを接種することができる。

改良型ワクチンは追加接種用に開発されたので少なくとも2回(ヤンセン製ワクチンの接種者は1回)以上接種を受けた人だけが接種できる。最終接種日あるいは新型コロナウイルス感染日から4ヵ月経過後の接種が推奨されている。既存ワクチンで4回まで接種した人も、4ヵ月が経過すれば改良型ワクチンを接種することができる。


イ・ジウン記者 easy@donga.com